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「メダル候補が脱落した」柔道・田代未来の涙の敗退に仏メディアが同情「その失望感は計り知れず」【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.07.27

敗戦後に涙を流す田代未来(左)。代表撮影:雑誌協会

敗戦後に涙を流す田代未来(左)。代表撮影:雑誌協会

 7月27日、日本武道館にて行なわれた東京オリンピック柔道で、女子63キロ級の田代未来(コマツ)が2回戦で敗退。ここまで柔道は全階級でメダル獲得が続いていたが、今日で途切れることになった。

 田代はリオ五輪では5位となり、今大会は雪辱を誓っての出場だった。1回戦はルーシー・レンシャル(イギリス)と対戦。2分24秒に内股で技ありを奪って勝利した。2回戦の相手はポーランドのアガタ・オズドボン ブワフ。1分13秒でお互い消極的の指導を受け、1分52秒に小内巻込で1本を取られて終止符が打たれた。
 
 女子63キロ級に金メダル候補のクラリス・アグベニェヌがいるフランスのメディア『レキップ』は、この敗戦について「東京オリンピックのメダル候補であり、クラリス・アグベニェヌと決勝戦で対戦する可能性があった田代未来が大会から脱落した」と伝えた。

 また、「2019年世界選手権の決勝でアグベグニェヌに苦しめられた日本人にとって、その失望感は計り知れず、涙を流しながら日本武道館の畳を後にした」と、田代の気持ちを慮った。

構成●THE DIGEST編集部

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