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不利を覆して「8レーンから銀メダル!」初五輪の19歳、本多灯の200mバタフライ2位に海外記者も驚愕!「パリの優勝候補になる」【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.07.28

初五輪ながら落ち着いたレースで銀メダルを獲得した本多。(C)Getty Images

初五輪ながら落ち着いたレースで銀メダルを獲得した本多。(C)Getty Images

 東京五輪の競泳男子200mバタフライ決勝が7月28日に行なわれ、19歳の本多灯が大舞台で自己ベストの1分53秒73で銀メダルを獲得した。

 準決勝でギリギリの8番目のタイムで決勝に進んだ本多は、波を受けて一般的に不利とされる8レーンからのスタートとなった。好スタートを切った19歳は、中央レーンで前半から飛ばす選手に惑わされず自分のペースでレースを展開。

 4番目の位置を維持しながら徐々に上位との差を詰めると、ラスト25mあたりで2位の選手を捉えた。最後まで渾身の泳ぎを見せた本多は、その順位のままフィニッシュ。同種目世界記録保持者のクリシュトフ・ミラク(ハンガリー)に次ぐ2位の快挙だった。

 これは多くの見識者の予想を覆す結果だったようだ。米スポーツ専門メディア『Sports Illustrated』のパット・フォアード記者は、「予想通りミラクが200mバタフライを支配した。一方、日本のトモル・ホンダが8レーンから銀メダルに浮上した!」と驚きを伝えた。
 
 またスペイン紙『Marca』ジョシュア・カデナ記者は「このまま成長し続ければ、トモル・ホンダが2024年のパリ大会で優勝候補になるだろう」と期待を綴っている。

 成長著しい19歳の今後には世界が注目するだろう。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】競泳男子でメダル第1号は初の五輪に挑んだ19歳の新鋭!200mバタフライで銀メダルを獲得した本多灯!
 

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