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銅メダル獲得の快挙も伊藤美誠の目には“悔し涙”「勝てたことは嬉しいけど、準決勝の悔しさが残っている」【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.07.29

日本女子シングルス初の快挙を成し遂げた伊藤。しかしその目には悔し涙が光った。(C)Getty Images

日本女子シングルス初の快挙を成し遂げた伊藤。しかしその目には悔し涙が光った。(C)Getty Images

 東京五輪7日目、7月29日に行なわれた卓球女子シングルスの3位決定戦。伊藤美誠はシンガポール代表のユー・モンユを4-1で下し、日本女子シングルス初の銅メダルに輝いた。

 ただ、勝利を手にした伊藤だが、試合後には目を潤ませ、「勝てたことは嬉しいんですけど、正直悔しい気持ちの方が大きいかなと思います。今日勝てたことは一番だと思うんですけど、3位決定戦では(準決勝に比べ)サーブレシーブは凄くよくなったと思います。ただやっぱり、全体が良くなった状態で試合に臨めなかったので、そこは悔しい気持ちです」と悔しさを露わに。
 
 そして「負けた後もたくさん励ましてもらって、凄く皆さん明るく接してくれて、気持ちを切り替えることは早くできたんですけど、勝ってもやっぱり準決勝の悔しい気持ちと、自分が上手くいかなかった気持ちがちょっと残っています」と話すなど、快挙達成にも笑顔はなかった。

 その涙は悔し涙か、との問いにははっきりと「はい、悔し涙です」と答えた伊藤。8月1日から始まる団体戦のフィナーレには、ぜひ嬉し涙を流してほしいところだ。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】伊藤美誠が銅!卓球女子シングルス日本初のメダル獲得に至る激闘を激戦ショットで振り返る!

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