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「幸せでした」“主将”・入江陵介は200背負泳ぎ7位入賞!4大会連続の五輪に涙「悔いはないです」【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.07.30

納得のパフォーマンスではなかったが、達成感を口にした入江。その目には涙も。(C)Getty Images

納得のパフォーマンスではなかったが、達成感を口にした入江。その目には涙も。(C)Getty Images

 東京オリンピック2020は7月30日、200メートル背負泳ぎ決勝が行なわれ、入江陵介は7位入賞という形で個人種目を終えた。

 ロンドン五輪では100メートル銅メダル、200メートル銀メダルを獲得した日本競泳界を牽引してきた“背負泳ぎのプリンス”は、続くリオ五輪では200メートル8位と以降は苦戦も続いた。この東京五輪でも100メートルで決勝進出を逃した中、得意の200では再び大舞台に立ち、これで4大会連続で決勝のステージへと上がった。
 
 スタートから苦しい展開が続き、最終的には7位に終わった。しかし、泳ぎを終えた入江の目には悔しさとはまた違う涙が浮かんでいた。「4大会連続で決勝の舞台を味わたことができて幸せでした」と入江。

「タイムは全然でしたが(1分57秒32。自己ベストは1分52秒51)、決勝で泳げて悔いはないかと思います」と目を赤くしながら語り、「苦しい時期もたくさん過ごしてきて、最後に東京オリンピックで泳ぐことが幸せですし、チームメイトも応援してくれたので、本当に楽しかったです」。

 入江は夜にメドレーリレーへ出場予定。「チームのために最後まで泳ぎ切りたいです!」と前を向いた。競泳日本の主将も務める31歳の勇姿は、最後まで色褪せることがない。

構成●THE DIGEST編集部

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