7月30日、日本武道館にて行なわれた東京オリンピック柔道で、女子78キロ超級の素根輝(パーク24)が決勝でイダリス・オルティス(キューバ)と対戦。延長戦にまでもつれたが、そこから攻め続けた素根が、オルティスから勝利を挙げた。
これにより、日本柔道はオリンピックでの最多金メダル数を更新。2004年アテネ大会の金メダル8個を越えて、9個となった。また、この階級での金メダルは、アテネ大会での塚田真希以来となる。
オルティスは2008年北京大会で銅、2012年ロンドン大会で金、2016年リオ大会で銀と、全ての色のメダルを獲得している31歳のベテラン選手。素根は今回が五輪初出場で21歳。身長差も10センチ以上あり、162センチとこの階級では小柄な素根が、世界1位に挑む形となった。
2人ともがなかなか技を出せないまま延長戦へ。2人に消極的の指導が出たが、その後は素根が攻め続け、オルティスが再び消極的の指導。8分52分にはオルティスに偽装攻撃の指導がでて、素根の金メダルが決まった。
夢が叶って涙が止まらない素根は、「コロナ禍の中でオリンピックが開催されて感謝の気持ちでいっぱいです」と、まずは感謝の気持ちを表し、「この大会のために練習を頑張ってきたので、それがこの大会で出せて良かったです」と喜んだ。
オルティスが相手ということについては、「とにかく先に攻めようと思って、絶対に負けないという気持ちで臨みました」と、攻めの気持ちを貫いたことを明かした。
【東京五輪2020柔道金メダリスト】
高藤直寿/男子60kg級
阿部一二三/男子66kg級
大野将平/男子73kg級
永瀬貴規/男子81kg級
ウルフアロン/男子100kg級
阿部詩/女子52kg級
新井千鶴/女子70kg級
浜田尚里/女子78kg級
素根輝/女子78kg超級
構成●THE DIGEST編集部
【東京五輪PHOTO】随時更新! 東京オリンピックで輝いた「日本人メダリスト」を一挙紹介!
これにより、日本柔道はオリンピックでの最多金メダル数を更新。2004年アテネ大会の金メダル8個を越えて、9個となった。また、この階級での金メダルは、アテネ大会での塚田真希以来となる。
オルティスは2008年北京大会で銅、2012年ロンドン大会で金、2016年リオ大会で銀と、全ての色のメダルを獲得している31歳のベテラン選手。素根は今回が五輪初出場で21歳。身長差も10センチ以上あり、162センチとこの階級では小柄な素根が、世界1位に挑む形となった。
2人ともがなかなか技を出せないまま延長戦へ。2人に消極的の指導が出たが、その後は素根が攻め続け、オルティスが再び消極的の指導。8分52分にはオルティスに偽装攻撃の指導がでて、素根の金メダルが決まった。
夢が叶って涙が止まらない素根は、「コロナ禍の中でオリンピックが開催されて感謝の気持ちでいっぱいです」と、まずは感謝の気持ちを表し、「この大会のために練習を頑張ってきたので、それがこの大会で出せて良かったです」と喜んだ。
オルティスが相手ということについては、「とにかく先に攻めようと思って、絶対に負けないという気持ちで臨みました」と、攻めの気持ちを貫いたことを明かした。
【東京五輪2020柔道金メダリスト】
高藤直寿/男子60kg級
阿部一二三/男子66kg級
大野将平/男子73kg級
永瀬貴規/男子81kg級
ウルフアロン/男子100kg級
阿部詩/女子52kg級
新井千鶴/女子70kg級
浜田尚里/女子78kg級
素根輝/女子78kg超級
構成●THE DIGEST編集部
【東京五輪PHOTO】随時更新! 東京オリンピックで輝いた「日本人メダリスト」を一挙紹介!