連日熱戦が続く東京オリンピック。選手たちは素晴らしいパフォーマンスを披露し、そのプレーを観た各国のファンは、惜しみない賛辞を送っている。

　しかしその一方で、懸命にプレーするオリンピアンたちに対し、SNSなどを通じて誹謗中傷を投げかける心無いファンがいるのも事実。こういった行為に対し、警視庁は被害届が出れば対応する方針を示したものの、いまだ減っていないのが現実だ。
  　卓球の水谷隼も、その被害者の１人。混合ダブルスで日本卓球界に初の金メダルをもたらした英雄の元には、誹謗中傷のメッセージが多く送られてくるようで、７月28日にはTwitterで“とある国から”心無いコメントが送り付けられてくることを告白。さらに31日、水谷は自身のTwitterにある動画を投稿した。

　その動画の内容は、あるアカウントが見るに堪えない口汚い言葉で、水谷を中傷するダイレクトメッセージを送り付けているというもの。この動画とともに水谷は「言いたいことだけ言ってアカウントを消したみたいですが、あまりにも悪質な誹謗中傷は全てスクショしていますし、関係各所に連絡を行い然るべき措置を取ります」と綴り警鐘を鳴らした。これをきっかけに、こういった誹謗中傷がなくなってくれるといいが……。

構成●THE DIGEST編集部

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