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バレーボール

“宿敵”にフルセットの逆転負けを喫した中田ジャパン。韓国メディアは「速攻が強く守備が安定していた」と高評【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.08.01

1次ラウンドで未だ1勝の日本。この韓国戦での敗戦は尾を引きそうだが……。(C)Getty Images

1次ラウンドで未だ1勝の日本。この韓国戦での敗戦は尾を引きそうだが……。(C)Getty Images

 7月31日、東京五輪のバレーボール女子日本代表は、“宿敵”韓国戦に臨むもフルセットにもつれ込む、熱戦の末に敗れた。

 ゲーム序盤は流れを掴めずに第1セットを落とした日本。だが、第2セットは黒後愛の好レシーブで流れに乗ると、古賀紗理那や石川真佑のスパイク、さらに荒木絵里香のクイックが決まりセットカウント1-1に。

 さらに終盤まで一進一退の攻防が続いた第3セットは、キム・ヨンギョンの強烈なスパイクに押し切られたものの、第4セットを25-15で奪取。しかし、最終セットでは先に14-12とマッチポイントを奪いながら、4連続ポイントを許して敗れた。

「韓国は絶体絶命の危機も決して諦めなかった。敗色が濃厚な状況も冷静に対応し、死力を尽くした」

 そう報じた韓国メディア『TheKPM』は、25-19と奪い返した日本の2セット目について、「速攻が強く守備が安定していた」と高評。その堅守に関して「冷静に対応すべきだと監督も命じていた」と韓国サイドを翻弄していたとも伝えている。
 
 また、最終セット終盤で2点差をつけられた韓国について、「守備の弱さが響き、逆転のチャンスがこなかった」と悲観するも、最後は「デュースに持ち込み、日本の攻撃ミスで15点目をもぎ取ると、最後はネット際の押し合いに成功した!」と描写している。

 決勝ラウンド進出をかけた日本は、1次ラウンド最終戦はドミニカ共和国と戦う。この運命の大一番は、8月2日の19時40分に開始予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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