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卓球女子中国チームにアクシデント…水谷隼/伊藤美誠ペアと激闘を繰り広げた劉詩雯が肘の痛みで団体戦を辞退【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.08.01

混合ダブルスで水谷/伊藤ペアと対戦した劉(左から2番目)。団体戦では再び彼女との名勝負が期待されていただけに、残念でならない。(C)Getty Images

 8月1日から始まった、東京五輪の卓球競技団体戦。金メダルの大本命は男女とも大会3連覇中の中国だが、その中国女子チームにアクシデントが起こった。

 ITTF(国際卓球連盟)によれば、慢性的な肘の痛みに悩まされていた劉詩雯が、団体戦の出場を辞退したとのこと。中国は劉の代替選手として、王曼昱をエントリーさせている。
 
 また、中国の機関紙『人民日報』が報じたところによると、肘の痛みは以前からのもので、団体戦に向けたトレーニング中に違和感を覚えたという。この状況をコーチ陣に明かし、監督の李隼氏やチームドクターが話し合った結果、出場を辞退させるに至ったようだ。

 劉といえば、ペア相手の許昕とともに、混合ダブルスの決勝で日本の水谷隼/伊藤美誠ペアと激闘を繰り広げたことが記憶に新しい。団体戦で日本と対戦するとなった場合、再び名勝負を見せてくれることが期待されていただけに、今回の出場辞退は残念だ。

構成●THE DIGEST編集部

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