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「スポーツマンシップの極み」スケボー岡本碧優が今大会の“心温まるシーン”に選出!英BBCが報道「心の琴線に触れる」【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.08.09

仲間たちに抱えられる岡本。今大会で生まれた感動シーンに英メディアが選出した。(C)Getty Images

仲間たちに抱えられる岡本。今大会で生まれた感動シーンに英メディアが選出した。(C)Getty Images

 ついに終幕を迎えた東京五輪。大会期間の17日間には、日本勢のメダルラッシュに加え、多くの感動的なシーンが生まれた。

 英公共放送『BBC』は8月8日、「東京五輪:今夏の大会で生まれた心温まる10の場面」と題した記事を掲載。「私たちの心の琴線に触れ、ぐっと胸につかえる瞬間がたくさんあった」として、その第1トピックスにスケートボード女子パークに出場した15歳の岡本碧優(MKグループ)を取り上げている。

 今大会では、予選トップ通過を決めていた世界ランク1位の岡本。迎えた決勝でも果敢に大技へチャレンジし続けたももの、最後に「フリップインディ」でボードから落下してしまった。この結果、順位は4位に転落して惜しくもメダル獲得ならず。演技を終えた岡本は、その場で目頭を押さえていた。
 
 しかし壁の上へ戻ると、これを見ていた世界のライバルたちが岡本の元に集まり、ハグや肩車で健闘を称えたのだ。同メディアもこのシーンを「涙を流している岡本を、平均年齢17歳のファイナリストたちが駆けつけて慰め、肩に乗せて拍手で送り出した」と振り返り、「スポーツマンシップの極みだった」と称賛している。

 担ぎ上げられた岡本は涙をにじませながらも、両手を挙げて笑顔。勝負の枠を超えた友情が胸を打つ瞬間だった。

構成●THE DIGEST編集部

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