格闘技・プロレス

【新日本】CHAOSが6人タッグ王座で9度目の防衛!敗退も内藤哲也は王者を称賛「強いチームだよ」

どら増田

2021.08.11

後藤(左手前)&YOSHI-HASHI(左奥)と内藤哲也(右手前)&SANADA(右奥)(C)新日本プロレス

 新日本プロレスは8月10日、神奈川・横浜武道館で映画『SUMMER STRUGGLE 2021』第12戦を開催した。シリーズの中ではビッグマッチクラスの会場の使用となる。

 メインイベントではNEVER無差別級6人タッグ王座の防衛連続記録を更新し続ける後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&石井智宏のCHAOSが、内藤哲也&SANADA&BUSHIのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを相手に9度目の防衛戦を行なった。

 試合は、このカードが再び決まってから、石井を意識していたBUSHIが、ゴングを待たずに奇襲攻撃。その後もロスインゴは石井に集中攻撃を見舞う。しかし、防衛記録を伸ばし続けているCHAOSは反撃を見せるが、終盤、内藤のコリエンド式デスティーノから、BUSHIは石井に必殺技のMXを炸裂。だが、カウント3寸前で後藤がカット。

 ここから試合は混戦となり、後藤&YOSHI-HASHIがBUSHIにGYRを決めると、石井は追撃のスライディングラリアット。これをBUSHIは気迫で返すも、最後は石井の垂直落下式ブレーンバスターが決まりカウント3。CHAOSが9度目の防衛に成功した。
 
 試合後、9.5埼玉・メットライフドーム大会で、IWGPタッグ3WAYマッチで激突する後藤&YOSHI-HASHIと内藤&SANADAは、視殺戦を展開。ロスインゴ勢が引き上げると、YOSHI-HASHIは「9回目の防衛に成功しましたー!ロスインゴの3人!リマッチって言ったけど、スゲェ楽しかったよ!BUSHI!マスク被ってたけど、オマエの素顔がわかるぐらい気持ち伝わってきたよ!勝ったのはオレたち3人!次のメットライフドーム!IWGPヘビーのタッグをいただくときは一瞬。そしてこのNEVER6人タッグベルトを防衛し続けるのは、永遠だ!」と叫び大会を締めくくった。

 バックステージで、YOSHI-HASHIが「9回目の防衛、ありがとうございます」と言うと、後藤が「前人未踏の9連覇。俺らの伝説は、まだこんなもんじゃねぇから。次はヘビーのタッグ、YOSHI-HASHI、獲るぞ!」と、YOSHI-HASHI と一度乾杯する。

 YOSHI-HASHIは「石井さんと後藤さんとベルト巻いてから、すごい、俺自身成長させてもらって、何より信頼関係っていうか、そういうのがすごい根付いて、まぁロスインゴ、今日挑戦したけど、俺たちの信頼関係っていうか絆には勝てなかったってことだから。その証が今日のベルト。タッグ、石井さんに言われた通り、メットライフドームで、2冠(王になる)。息もピッタリだから」と9.5メットライフドーム大会に向けて勢いがついたようだ。
 
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バックステージで内藤がチャンピオンを称賛!