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格闘技・プロレス

「俺は怒っている!」“絶口調”のカシメロが井上尚弥&ドネアをまたまた挑発!「絶対にあいつらを叩きのめす」

THE DIGEST編集部

2021.08.24

井上(右)に対するトラッシュトークが続くカシメロ(左)。その鋭さはここにきて、より強まっている。(C)Getty Images

井上(右)に対するトラッシュトークが続くカシメロ(左)。その鋭さはここにきて、より強まっている。(C)Getty Images

 WBO世界バンタム級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)の“口撃”が鋭さを増している。

 ヒールな言動で世間を賑わせてきた男が止まらない。カシメロは、判定の末に勝利した同級4位のギジェルモ・リゴンドー(キューバ)戦後の会見で、WBA・IBF統一バンタム級王者の井上尚弥に向かって中指を突き立てて挑発。さらに「あいつはドネアと同じで俺を恐がっている。あいつが契約を結べるものならやろう。なんで逃げてるのかは分からないけど、いつだって戦ってやる。イノウエとドネア。要するに全員ビビってるんだよ」と饒舌に語った。
【動画】退屈な一戦だった!? リゴンドー戦で強烈なジャブを浴びるカシメロはこちらでチェック

 これに対して、さすがの井上も激怒。自身のツイッターに「なぜ良い子ちゃんでいなきゃいけない?皆の井上尚弥のイメージは聖人君子かな?」と記したうえで、「ここまで煽られ過激な挑発され生放送で中指立てられなぜ黙っとかなきゃいけないのか?」と続け、「売られた喧嘩は買うだけ。試合組んでください」と直接対決に意欲を示した。

 だが、カシメロの攻撃的な言動は過激になる一方だ。フィリピンの放送局『GMA Network』の取材に対して、「俺は怒ってるんだよ」と対戦が流れたノニト・ドネアを含めたライバルたちへのフラストレーションを爆発させた。

「そもそもドネアがビビらなければ、リゴンドーとやる必要はなかったんだ。イノウエは戦いを終えたばかりだったから、彼と戦うことになったのにな。もしも戦うことになったら? 得られるものなんてないだろ。雑魚を殴るだけだ」
 
 自信満々のカシメロは、さらにこう続けている。

「俺はいま、この階級で最強なんだ。これは誇り高きことだし、紛れもない真実だ。なぜあいつらが俺と戦わないのかわからないけど、俺は絶対にあいつらを叩きのめすよ。ドネアとイノウエだ」

 やる気に満ち溢れるカシメロ。一度はご破算となったドネア戦の実現や、もはや“カオス”と化している井上との対決など、ボクシング界きってのお騒がせ男からは一向に目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部
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