格闘技・プロレス

IWGP王者、鷹木信悟がバレクラ介入三昧の乱戦を制す!「EVILは所詮EVIL。何も変わってない」【新日本】

どら増田

2021.09.06

EVILに勝って王座防衛に成功した鷹木。介入三昧の乱戦となった。(C)新日本プロレス

 新日本プロレスは9月5日、埼玉・メットライフドームで『WRESTLE GRAND SLAM in MetLife Dome』の2日目を開催。メインイベントのIWGP世界ヘビー級選手権試合で、チャンピオン鷹木信悟にEVILが挑戦した。

 7.25東京ドーム大会では試合後の鷹木を強襲し、挑戦を表明したEVIL。この日はディック東郷、高橋裕二郎、SHOといったハウス・オブ・トーチャーのメンバーを引き連れて入場し、腰のベルトを誇示しながらひとり入場する鷹木の姿をリング上から見てニヤリと笑みを浮かべた。

 試合は序盤からパワーのぶつかり合いとなった。SHOがエプロン上でイスを手に持ち、鷹木を引き寄せると、EVILが背後から襲撃してスタート。場外からは東郷らが介入し、SHOも鷹木をフェンスに叩きつけるなど、完全に闇堕ちした姿を見せる。

 しかし、セコンドの度重なる介入に対し、レッドシューズ海野レフェリーは怒りを露わに。EVILのコブラツイストをアシストした東郷の手を蹴り上げ、その隙に鷹木は猛ラッシュで場外の東郷に見せつけるようにセントーンを繰り出す。その後も、EVILと東郷を本部席へ座らせると、裕二郎とSHOをフェンスに叩きつけ、4人をまとめて吹き飛ばした。
 
 ここで、海野レフェリーと阿部リングアナは「帰らなければ反則負けにするぞ」とセコンドに控室に戻るよう指示。ハウス・オブ・トーチャーの3人は渋々引きあげる。

 気がつけばメットライフドームの外は暗くなっていた。やっと1対1になった鷹木は再びラッシュをかけるが、EVILが海野レフェリーを上手く利用してマジックキラーから、雪崩式ブレーンバスターを放つ。スコーピオンデスロックで鷹木の動きを止めにいき、ダークネスフォールズはカウント2。鷹木は、金具剥き出しのコーナーに叩きつけられながらも、パンピングボンバーでEVILをなぎ倒した。

 ここで鷹木はEVILにMADE IN JAPANを決める。救出にいった東郷が、スポイラーズチョーカーで鷹木の首を締めあげにかかり、さらに裕二郎がステッキ攻撃からピンプジュースを炸裂。だが、すかさずBUSHIが救出に入る。
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鷹木「EVILは所詮EVILだな。何も変わってねーよ」