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格闘技・プロレス

「止められるもんなら止めてみろ」新日本G1オカダ・カズチカが介入三昧のEVILを逆EVIL葬で2連勝!

どら増田

2021.09.25

オカダ・カズチカが序盤はEVILに攻められるも、開幕2連勝を果たした。(C)新日本プロレス

オカダ・カズチカが序盤はEVILに攻められるも、開幕2連勝を果たした。(C)新日本プロレス

 新日本プロレスは9月24日、東京・大田区総合体育館で最強戦士決定戦『G1クライマックス31』Bブロック公式戦を開催した。

 メインイベントでは、因縁のオカダ・カズチカ(1勝0敗)とEVIL(1勝0敗)が激突。EVILはいつものように、序盤からセコンドのディック東郷を介入させて、オカダのペースを乱していく。さらにEVILはオカダの腰を集中攻撃。腰を痛めたことがあるオカダは苦悶の表情を浮かべるが、終盤に掟破りの逆EVILを炸裂させると、開脚式ツームストンパイルドライバーからレインメーカーを炸裂させ、開幕2連勝を飾った。

 試合後、オカダは「今年の『G1』俺が優勝するぞ!誰にも止められるつもりもないし、止める気もない。止められるもんなら止めてみろ、コノヤロー!」と優勝宣言。

 バックステージでは「何かあれば?」と逆質問すると、「まあ、オレしかいないでしょう。懐かしいなっていう。ずっとこれが当たり前の生活してただけなんでね。それがまたこうやって戻ってきて、まだちょっと慣れてない部分があるかもしれないですけど、しっかり順応してくるんじゃないかと思うんで、まだまだ良くなりますよ。まだまだ強くなりますよ」とさらなる進化を明言した。

 リング上では「止められるものなら止めてみろ」という力強い言葉もあったが、「ここ何年かでないぐらい自分の勢いを感じてますし、お客さんの期待…声が出なくても拍手でしっかりと気持ちは伝わってるんで、それにお互いがいい波の状態で流れていってるんじゃないかなと思います。ただこの波はかなり強い波だと思うんで、ドンドン先に進んでいく波になっていくんじゃないかなと思います」と上手く波に乗れていると実感しているようだ。
 
 次戦はCHAOSの同門YOSHI-HASHIだが、「『CHAOS 対決なんで楽しみたいな』なんて正直言ってられないし、YOSHI-HASHIさんの試合も見て結果は出てないかもしれないですけど、本当にNEVERが成長させたんだなというぐらい凄い成長しているなと思っているので。まあ、今の僕の発言を聞いてもらえば分かるように正直上からですよ。NEVERのベルト、チャンピオンは向こうですよ。オレは何もないけど、申し訳ないけど今は」と盟友に注意をしつつも勢いを止めるわけにはいかないと、気を引き締めた。

「YOSHI-HASHI さんがNEVERを獲って積み上げてきている。それも十分凄いけど、今のオレの勢いのほうが上かなと確実に思っているので、上から言わせてもらいたいなと思いますし、本当に足をすくわれるような相手ではあると思うので、そこで気を緩めずに当たり前のように凄くいい波に乗っているので行きたいなと思います。ありがとうございました」

◆新日本プロレス◆
『G1クライマックス31』
2021年9月24日
東京・大田区総合体育館
観衆 816人
▼『G1クライマックス31』Bブロック公式戦(30分1本勝負)
○オカダ・カズチカ【4点】(21分46秒 片エビ固め)EVIL【2点】●
※レインメーカー

文●どら増田
 

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