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フィギュア男子SP、鍵山優真は7位、友野一希は6位に。首位発進は中国ボーヤン・ジン【GPイタリア大会】

THE DIGEST編集部

2021.11.06

SP7位スタートの鍵山優真。(C)International Skating Union (ISU)

 現地時間11月5日、イタリア・トリノでグランプリ(GP)シリーズ第3戦イタリア大会が開幕。初日に行なわれた男子シングルのショートプログラム(SP)に、日本から友野一希、鍵山優真が参加した。

 第1グループで滑走した友野は、冒頭4回転+2回転トゥループのコンビネーションジャンプを繋げ、続く4回転サルコーは着氷が乱れたものの耐えた。トリプルアクセルはきれいに成功させ、82・91点の6位につけている。

 
 最終グループのトリ、12番滑走で登場した鍵山は、1本目の4回転サルコーで着氷が乱れ、続く4回転を含むコンビネーションジャンプの予定が、3回転トゥループ単独となるミス。トリプルアクセルは着氷し、軽快なステップで伸びのあるスケーティングを披露したが、ジャンプの失敗が響き、80・53点で7位となっている。

 SP首位に立ったのは、中国のボーヤン・ジン。4回転ルッツ+3回転トゥループ、4回転トゥループ、トリプルアクセルをすべて着氷し、97・89点を獲得した。2位は地元イタリアの19歳、ダニエル・グラッスルが4回転ルッツ、3回転ルッツ+トゥループ、トリプルアクセルを降りて、95・67点。3位は韓国のチャ・ジュンファンが95・56点で続いている。

 翌6日にはフリースケーティング(FS)が行なわれる。鍵山は第1グループの6番滑走、友野は最終グループのトップバッター、7番滑走で登場する。

構成●THE DIGEST編集部

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