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フィギュア女子はシェルバコワが逆転優勝! 日本勢は三原舞依4位、宮原知子5位でフィニッシュ【GPイタリア大会】

THE DIGEST編集部

2021.11.07

圧巻の逆転劇をみせたシェルバコワ。(C)International Skating Union (ISU)

圧巻の逆転劇をみせたシェルバコワ。(C)International Skating Union (ISU)

 現地時間11月6日、フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦イタリア大会が2日目を迎え、女子のフリースケーティング(FS)が行なわれた。

 優勝したのはロシアの17歳、アンナ・シェルバコワ。前日に行なわれたショートプログラム(SP)では71・73点で3位発進となったが、フリーでは4回転ジャンプを含む演技を披露。冒頭の4回転フリップを着氷すると、3回転フリップ+トゥループ、ダブルアクセル2本を決め、後半は3回転ルッツ+ループ、3回転フリップ+オイラー+3回転サルコー、3回転ルッツなどを両手を挙げたジャンプで次々と降り、PCSで92・26点を叩き出し、計165・05点を獲得。総合236・78点で逆転優勝を決めた。

 2位には同じロシアの15歳、マイア・フロミフが。SPを72・04点で折り返し、フリーでは4回転ジャンプ2本をなど難度の高いジャンプを成功させた。しかし3回転ループがステップアウトするミスもあり、FS154・31点、総合226・35点で銀メダルを手にした。

【動画】シェルバコワがフリー冒頭で4回転フリップを着氷! しなやかな演技で魅せる
 3位にはSPで首位に立ったルナ・ヘンドリックス。3回転を中心にしたジャンプと音楽に合わせた軽快でクリーンな演技を披露し、FS145・53点を獲得。総合219・05点で3位に入り、表彰台にあがった。

 日本勢は、三原舞依がフリーで144・49点と、カナダ大会で獲得した自己ベスト142・12点をさらに上回るスコアを更新。総合214・95点とし、4位フィニッシュ。また、宮原知子は5位。情感たっぷりの演技を氷上で魅せたが、3回転ルッツなどジャンプに減点が生じ、FS138・72点、総合209・57点で終えた。

 次の第4戦の舞台は日本で、来週末にNHK杯が開催される。女子シングルでは日本から坂本花織、松生理乃が参加。ロシアからは4回転ジャンプを武器とするアレクサンドラ・トゥルソワが参戦する予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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