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「オリンピック表彰台レースに復帰!」自己ベストで3年ぶりVの宇野昌磨に海外メディアが熱視線!「比類なき拍手を浴びた」

THE DIGEST編集部

2021.11.14

3年ぶりに優勝を果たした宇野。狙っていたGPファイナル進出を決めた。(C)Getty Images

3年ぶりに優勝を果たした宇野。狙っていたGPファイナル進出を決めた。(C)Getty Images

 11月13日、フィギュアスケート グランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯で男子フリースケーティング(FS)が行なわれ、宇野昌磨(トヨタ自動車)が187.57点をマーク。自己ベストとなる合計290.15点で3年ぶり2度目の優勝を飾った。

【動画】NHK杯を制した宇野!美しい4回転ループをチェック

 前日のショートプログラム(SP)で唯一100点超えを果たして首位発進した23歳は、今季新調した『ボレロ』の曲に合わせ、前半のジャンプ要素4つは大きなミスなく披露。しかし後半は、4回転フリップの予定が2回転、4回転トゥループは着氷したがコンビネーションをつけられず単独になるミスが発生。それでも平昌五輪銀メダリストの地力の高さを見せつけた。

 来年2月には北京五輪を控える今シーズンだけに海外メディアからの熱い視線が向けられる。米放送局『NBC Sports』は、「五輪メダル候補争いのショウマ・ウノがアメリカのヴィンセント・ジョウを退け、3年ぶりにタイトルを手にした」と評した。
 
 フランスの老舗紙『Lequipe』は、「2018年の平昌五輪と世界選手権で銀メダルを獲得したショウマ・ウノが表彰台から遠ざかり不振に陥っていたが、オリンピック表彰台レースに復帰した!」と伝えている。またロシア・メディア『kp.ru』は、「数年前エテリ・トゥトベリーゼ氏の下でトレーニングした日本のウノは現在ステファン・ランビエール氏に師事している。そんな彼は比類なき拍手を浴び、日本GPを獲得した」と称賛した。

 初戦のアメリカ大会と合わせ6位以上が確定し、12月9日に大阪で開幕するGPファイナルへ進出を決めた宇野は、「僕はもっと上手くなりたい。決してこの大会の順位だったり、最近のようやくトップで戦えるようになった実力に自惚れず、もっと上を目指して走り続けたい」と早くも前を見据えている。

構成●THE DIGEST編集部

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