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ゴルフ

「やっと優勝にたどり着いた」原英莉花が涙の1年ぶりV。“師匠”ジャンボには「2連勝くらいで報告できれば」

THE DIGEST編集部

2021.11.21

約1年ぶりの優勝を飾った原。ウイニングパットを沈めた瞬間は、目に涙が浮かんでいた。(C)Getty Images

約1年ぶりの優勝を飾った原。ウイニングパットを沈めた瞬間は、目に涙が浮かんでいた。(C)Getty Images

 11月21日、愛媛県・エリエールゴルフクラブ松山にて開催の『第40回大王製紙エリエールレディスオープン』は大会全日程を終了し、“黄金世代”の原英莉花が17アンダーでホールアウト。昨年11月『JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』以来となる、通算4勝目を手にした。

 2位と2打差の単独首位で迎えたこの日、前半2番でバーディを先行させた原は、4番でボギーをたたいてハーフターンを迎える。一時は同スコアに並ばれるも、後半は11番のバーディ、17番のイーグルで後続を突き放すと、1イーグル・2バーディ・1ボギーの「68」でフィニッシュ。最終的に2位に3打差の“逃げ切りV”だった。
 
 首位発進した初日に「1年に1回は優勝したいという気持ちが強いので、あと2戦で絶対優勝したい」と意気込んでいたとおりの結果を残した原。優勝会見では「もう幸せです。うれしいです」と充実した表情を浮かべると、涙をにじませながら率直な心境を明かしている。

「ずっと1年間苦しくて、自分の思い通りになかなかゴルフを運べなくて、身体が痛かったりとか、いろいろ悩んだんですけど、やっと優勝にたどり着いたと思ってすごくうれしかったです」

 大会前には師匠の“ジャンボ尾崎”のもとへ訪れていた。「振り抜けって言われて、それをテーマにやっていたんですけど、決勝2日間はそれが守れたかわからない」といい、「今年ずっと不甲斐ないって思われていると思うんで、2連勝くらいで報告できれば」と次週大会の活躍を誓った。

構成●THE DIGEST編集部

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