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ゴルフ

「悔いはなかったかな」逆転を狙った古江彩佳は約845万円届かず。賞金女王の稲見萌寧は「本当に強いプレーヤー」

THE DIGEST編集部

2021.11.28

最後まで賞金女王争いを盛り上げた古江。今季6勝を挙げる躍進のルーキーシーズンだった。(C)Getty Images

最後まで賞金女王争いを盛り上げた古江。今季6勝を挙げる躍進のルーキーシーズンだった。(C)Getty Images

 11月28日、女子ゴルフの国内最終戦『JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』(宮崎県/宮崎カントリークラブ)は大会全日程を終了。逆転での賞金女王を狙った古江彩佳は通算6アンダー・3位タイに終わり、惜しくも稲見萌寧の数字に及ばなかった。

【動画】古江彩佳が見せた初日9番のバーディパットをプレイバック!

 今大会の1020万円を加算し、コロナ禍で統合となった2020-21年シーズンの通算獲得額は2億4674万3575円。賞金女王に輝いた稲見の2億5519万2049円に、844万8474円届かなかったが、メルセデス・ランキングでは1位(シーズン最優秀選手)に輝く圧巻のルーキーシーズンだった。
 
 試合後の公式会見では「プレッシャーの中ではいいゴルフができたと思う。メルセデス・ランキングも1位で終われたのはよかった」と胸中をコメント。賞金女王を逃したものの、「そんなに悔しいミスはなかったかと思うので、悔いはなかったかな」と前向きに語っている。

 また、今年を「悪かったところから始まって最後いい状態で終われたと思うので、結果的にはよかった」と総括すると、来季以降の賞金女王に向けては「一試合一試合頑張っていれば後でついてくることだと思うので、そこは考えないように試合を頑張っていきたい」と淡々と話した。

 賞金女王に輝いた稲見を「本当に強いプレーヤー」と称賛し、表彰式でも「賞金女王おめでとう」と伝えたという古江。来季の米ツアー出場権をかけた最終予選会へと向かうが、はたしてここではどんなプレーが見られるのか。来週以降のパフォーマンスにも注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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