現地時間12月６日、シンガポールで『WTTカップファイナル』の女子シングルス準決勝が行なわれ、早田ひな（世界ランク17位）が中国の孫頴莎（同２位）と対戦。ゲームカウント１-４で敗れ、決勝進出とはならなかったものの、早田の存在感は日に日に増しつつある。

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　21歳の早田は、今大会で４強入りを果たし、堂々たるパフォーマンスを披露した。準々決勝では、香港のエース杜凱琹（同12位）と対戦し、ゲームカウント３-１で勝利。杜凱琹は、１回戦で中国の王曼昱（同４位）をストレートで下したことで話題になっていた。

　この健闘ぶりに、中国メディア『新浪体育』は、「WTTカップファイナルでは、香港の杜凱琹を破り、ベスト４に進出。早田ひなの進歩は大きい」と掲載。続けて「杜凱琹は王曼昱を倒した人物だ。この結果からも、早田の強さは証明された」と報じた。
  　そんな早田に対し「身体能力が高い上、手足が長く守備範囲も広い。大きな可能性を秘めており、研究する必要がある」と記述。さらに「早田の実力は、本当に無視できない段階に達している」と見解を示した。

　先日開催された『世界卓球2021』では、女子ダブルス、混合ダブルスで銀メダルを獲得し、一気に名を馳せた早田。これからも挑戦し続け、目標に向かって全力で突き進みたいと意気込んだ21歳の今後の活躍に注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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