現地時間12月８日、ポルトガルで『世界ユース卓球選手権大会』 U-15女子シングルス決勝が行なわれ、張本美和がエジプトのハナ・ゴーダをゲームカウント４-２で破り、金メダルを獲得した。

【動画】４冠の快挙を成し遂げた張本美和をチェック

　現在13歳の張本は今大会で、女子団体、混合ダブルス、女子ダブルスで３冠を達成。さらに女子シングルスを制して４冠の偉業を成し遂げ、最大の勝者となった。兄・張本智和が2016年に記録した２冠を上回る快挙は、卓球王国の中国でも話題になっている。

　中国メディア『新浪体育』は、「何ということだ！ 張本美和は世界ユース選手権で、４冠を達成した」と報道。また「この快挙は彼女の新しい出発点となり、今後は主要大会に出場する可能性が高い。兄の張本智和に負けず、将来は中国の卓球のライバルになるのは避けられない」と報じた。
  　そんな圧巻のプレーを見せた張本に対し、「まだ13歳でありながら、身長は162cmと日本の女子卓球の中では珍しく背の高い選手だ。将来的には170cmを越えることも考えられる」と記述。続けて「さらにパワーアップして、中国への脅威が強まるだろう」と見解を示した。

　兄の智和は、先日開催された『WTTカップファイナル』に出場し、男子シングルスで準優勝の好成績を収めた。兄に続き、妹の美和も世界トップクラスの選手になる日は近いかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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