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渋野日向子が29位後退で「常時出場」に黄信号。古江彩佳は5位キープで「まだよかったのかなと思う」

THE DIGEST編集部

2021.12.12

7日目に大きく後退した渋野。最終日のラウンドで巻き返しを図れるか。(C)Getty Images

7日目に大きく後退した渋野。最終日のラウンドで巻き返しを図れるか。(C)Getty Images

 現地時間12月11日、来季の米女子ツアー出場権をかけた最終予選会(アラバマ州/ハイランドオークスGC)は7日目の競技を終え、7位タイからスタートした渋野日向子が1バーディ・4ボギー・2ダブルボギーの「79」でホールアウト。通算7アンダー・29位タイと後退し、目標とする「20位以内」の出場権獲得に暗雲が垂れ込めている。

 この日は前半2番でボギーが先行し、続く3番でもティショットを池ポチャに入れる苦しい展開。ここで痛恨のダブルボギーをたたき、続く4番でもボギーと立て続けにスコアを崩してしまう。後半は13番で唯一のバーディを奪ったものの、11、17番をボギー、18番をダブルボギーとしてフィニッシュを迎えた。
 
 計8ラウンド144ホールで争われる同予選会は、45位タイ以内が米ツアーの出場権を得られるが、ほとんどの試合に出場可能となるのが20位前後。その圏外に押し出されて最終日を迎えることになった渋野だが、はたして残り18ホールで巻き返しを見せられるだろうか。

 一方、古江彩佳は2バーディ・2ボギーの「72」で回り、通算16アンダーで5位をキープ。我慢の一日を「パターで苦しんだので、もうちょっと頑張れたのかな」と振り返りながらも、「順位はそんなに変わらなかったので、まだよかったのかなと思います」と話している。

構成●THE DIGEST編集部

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