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格闘技・プロレス

【新日本】SHOが妨害もヒロムとYOHが大熱戦!スーパーJr.2連覇のヒロムは「ドームのメインでIWGPジュニア挑戦」を表明

どら増田

2021.12.16

ヒロムちゃんボンバーから、TIME BOMBⅡを決めスーパーJr.2連覇を飾った高橋ヒロム(。C)新日本プロレス

ヒロムちゃんボンバーから、TIME BOMBⅡを決めスーパーJr.2連覇を飾った高橋ヒロム(。C)新日本プロレス

 新日本プロレスは12月15日、東京・両国国技館で『ワールドタッグリーグ2021&ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.28』優勝決定戦を開催。ダブルメインイベントⅡでは、高橋ヒロム(リーグ戦1位)とYOH(リーグ戦2位)が対戦した。

 ヒロムが主導権を握るなか、YOHは立体的な技で攻めていく。YOHがヒロムにノータッチトペコンヒーローを決めたその時、SHOが現れYOHを急襲。「ふざけるな!」と怒ったヒロムにも攻撃を与えて、マイクを掴むと「ノーコンテストだ!もう終わりだ!帰れ!」と叫ぶ。すると、YOHに後藤洋央紀&YOSHI-HASHI、ヒロムに鷹木信悟&内藤哲也がそれぞれ救出に入り、SHOは退散。レッドシューズ海野レフェリーは、ノーコンテストにしないことと、場外カウントを数えないと宣言し、2人がリングに上がるまで静観する。

 両陣営ともにセコンドが残ったままノンストップバトルが再開。互いに必殺技を食らうまいと、レベルの高い読み合いが続く。ヒロムはヒロムちゃんボンバーから、ビクトリードリームを決めるもカウントは2。YOHは攻め続けようとするヒロムの動きをドラゴンスクリューで止める。さらに雪崩式ブレーンバスターから牛殺し、トラースキック、ドラゴンスープレックスもカウント2。

 ヒロムはTIME BOMBで切り返すが、これもYOHは返すと、ラリアットで吹っ飛ばす。最後はヒロムちゃんボンバーから、TIME BOMBⅡが決まりカウント3。ヒロムが粘るYOHを退けて、スーパーJr.2連覇を成し遂げた。
 
 試合後、ヒロムは「鷹木さん、内藤さんありがとう。おいSHO!大事なスーパーJr.ふざけんじゃねぇ!でもあいつを黙らせるのは俺じゃねぇ!YOH!お前が黙らせろ!エル・デスペラード!聞いてるか?約束どおり優勝したぞ!俺がお前のベルトに挑戦して、新日ジュニアの中心に戻ってやる!全員がライバルだ!俺はこれからも新日本プロレスでスゲェ試合をする。俺が新日ジュニアを変えるんだ!その時までもっともっと!楽しもうぜー!」と絶叫。

 バックステージでは「完全にすべて出し切ったら勝手に体から水分が出て来たんだ。2連覇できた。でも俺は、一番最強の証はIWGPジュニアヘビー級のベルトだと思ってる。だから俺はIWGPジュニアヘビー級のベルトが欲しい」と言い、さらなる挑戦をアピールした。

「IWGPジュニアヘビー級のベルトを持ってるエル・デスペラードに挑戦表明する。俺は諦めてねぇぞ。1.4、1.5どっちでもいいぞ。メインイベントで試合をする。俺の目標はジュニアの試合を東京ドームのメインでする。俺は新日ジュニアが世界一だと思ってる」

 東京ドームでは既にIWGP世界ヘビー級選手権試合の2連戦が決まっており、試合順は分からないが、東京ドーム大会でデスペラードとのライバル対決が実現するのは間違いない。

◆新日本プロレス◆
『ワールドタッグリーグ2021 &ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.28』
2021年12月15日
東京・両国国技館
観衆 3215人
▼『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.28』優勝決定戦(時間無制限1本勝負)
○高橋ヒロム(38分30秒 片エビ固め)YOH●
※TIME BOMBⅡ
※ヒロムが『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.28』優勝。

文●どら増田
 

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