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格闘技・プロレス

「相手が本当にタフだった」井上尚弥の父・真吾トレーナーがディパエン戦を回顧!今後のプランについても言及

THE DIGEST編集部

2021.12.19

タフな相手にも8回TKO勝ちを飾った井上。今回は、父の真吾トレーナーが試合内容を振り返っている。(C)Getty Images

タフな相手にも8回TKO勝ちを飾った井上。今回は、父の真吾トレーナーが試合内容を振り返っている。(C)Getty Images

 モンスターの父親も認める“ハイレベルな熱戦”だった。

 12月14日、東京・両国国技館にてWBA・IBF世界バンタム級タイトルマッチが行なわれ、統一王者の井上尚弥(大橋ジム)が、WBA10位・IBF5位のアラン・ディパエン(タイ)と対戦。戦前の予想を上回るタフな試合となったなかでも、8回2分34秒でTKO勝利を収めた。

 また、国内初のペイ・パー・ビュー(PPV)方式でライブ配信された同試合の模様は、19日午後2時からWOWOWが録画放送を実施。番組内には、チーフセコンドを務めた父の井上真吾トレーナーがゲスト出演し、改めて「相手が本当にタフだった」と内容を振り返っている。
 
 井上本人は「俺、パンチないのかなと感じてしまうくらいタフでした」と勝利後に話していたが、真吾氏も「この試合に対してやりたいことはやっていたと思うんですよ。いろいろなことをやっていたなかで、なかなかフィニッシュに持って行けなかった」と予想以上の熱戦を回想する。

 さらに、目標として掲げる“4団体統一プラン”についても言及し、次戦がノニト・ドネア(フィリピン)なら「駆け引きが見られて面白くなると思う」といい、井上への挑発を繰り返すジョンリエル・カシメロ(フィリピン)に対して「それに巻き込まれないように、いかに冷静にできるか」だと話した。

 今後視野に入れるスーパーバンタム級への転向に関しては、「フィジカルをしっかりやっていきたいと思うんですけど、やっぱりそれ以上に技術テクニック」とコメント。「(パンチを)もらわずしっかり自分のパンチを当てられるように、そのへんを意識して練習していきたい」と力を込めている。

構成●THE DIGEST編集部

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