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ロシア選手権Vのコンドラチュクが羽生結弦を「フィギュアスケートの天才!」と称賛!ネイサン・チェンについては?

THE DIGEST編集部

2022.01.07

北京五輪で、チェン(左)と羽生(右)のライバル対決は実現するだろうか?写真:Getty Images/塚本凜平(THE DIGEST写真部)

 2月4日に開幕する北京五輪。徐々に五輪ムードが高まりを見せており、早くも3連覇の期待がかかるフィギュアスケーター羽生結弦には、日本だけでなく世界から注目が集まっている。実現すれば、1920年アントワープ大会のギリス・グラフストローム(スウェーデン)以来94年ぶりの快挙だ。

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 昨年12月に行なわれた『全日本選手権』では、前人未到の"4回転アクセル"こそ失敗に終わるも、五輪連覇王者の意地を見せつけた27歳は、2位以下に大差をつけて2年連続6度目の優勝を飾った。

 この"4回転アクセル"への歴史的挑戦はフィギュア関係者にも衝撃を与えたようだ。同時期にロシアで開催された国内選手権の男子シングルを制したマーク・コンドラチュクは、スポーツ専門局『Match TV』の取材で、羽生についてコメントを残したと『Sports.ru』が伝えている。
 
 コンドラチュクは、「幼い頃からハニュウのことが好きだった。まさにフィギュアスケートの天才であると思う」と崇敬の眼差しを向けた。一方、世界選手権3連覇中のネイサン・チェン(米国)については、「ある意味ではチェンのことも好き。チェンは新しい現代的なプログラムを演じ、いつも見ても興味深いものだ。そして彼のステップは史上最高だ」とも絶賛した。

 五輪の大舞台で五輪王者と世界王者の熱い戦いを期待する人は多い。その代表切符をかけた『全米選手権』で、チェンはどの様な演技を見せるだろうか。現地時間8日に男子ショートプログラムが行なわれる。

構成●THE DIGEST編集部

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