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格闘技・プロレス

ガスリー&角田裕毅のコンビは「期待度大」!? 英メディアが2022年のドライバーラインアップの可能性を評価!

THE DIGEST編集部

2022.01.14

新レギュレーションの施行により、戦力分布に注目が集まるF1。ガスリー(左)と角田(右)のアルファタウリコンビへの評価は?(C)Getty Images

新レギュレーションの施行により、戦力分布に注目が集まるF1。ガスリー(左)と角田(右)のアルファタウリコンビへの評価は?(C)Getty Images

 2022年のF1世界選手権は、3月20日のバーレーン・グランプリで幕を開け、史上最多の23レースでタイトルを争う。

 新レギュレーションの施行により、戦力分布にどのような変化が起きるかはまだ不明だが、各チームのドライバーラインアップの可能性を英国のモータースポール専門メディア『CRASH』が検証し、早くも現時点でのランキングを発表している。

 10チーム中で最下位となったのは、やはりハースのミック・シューマッハー&ニキータ・マゼピンの2年目コンビ。昨季は性能が劣る車で経験のないルーキー同士で最後尾での争い余儀なくされ、ミスも多かった。現時点での期待度で最も劣るのは致し方のないところだろう。2021年のマシン開発を諦めてまでチームが手掛けてきた新レギュレーション対応の新車が、どれほどのパフォーマンスを発揮するかが興味深い。
 
 9位のウィリアムズでは、1年ぶりF1復帰のアレクサンダー・アルボンが適応に時間がかかる可能性があると同メディアは指摘。続く8位のアルファロメオでは、ベテランのヴァルテリ・ボッタスは頼れる存在となるものの、唯一のルーキーである周冠宇はやはり不確定な部分が多く、チームメイトとの比較なども含めて、厳しい状況に直面すると見られる。

 上位に目を向けると、マックス・フェルスタッペンが新たなチャンピオンに輝いたレッドブルは3位。セルジオ・ペレスの働きを評価し、「レッドブルはマックスの最適のパートナーを見つけた」と記したが、それを上回ったのがメルセデスだ。8度目の王座はならなかったが、それに相応しい実力を示したルイス・ハミルトンと、ウィリアムズから加入した若きジョージ・ラッセルのコンビは、「間違いないトップ」だという。それでも1位でないのは、うまく連係がとれるかという不安によるものである。

 昨季、熾烈な王座争いを展開した2チームを差し置いて首位となったのは、フェラーリのシャルル・ルクレールとカルロス・サインツ。互いに優勝を狙えるドライバーであることを昨季証明し、さらにチームの勝利を優先できること、そして新レギュレーションにおいてフェラーリが戦闘力を大きく高めることが予想されるからだ。
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