格闘技・プロレス

村田諒太とは「素晴らしいファイトになるだろう」。ユーバンクJr.の“今年ターゲット”を母国メディアが分析!

THE DIGEST編集部

2022.01.31

延期されたゴロフキン戦へ調整を続ける村田(左)だが、英紙からはユーバンクJr.(右)との対戦も予想されている。(C)Getty Images

 WBA世界ミドル級王者の村田諒太(帝拳)は先月、オミクロン株の感染拡大により、IBF同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)との王座統一戦が延期となった。現在は4月以降への再調整を目指しているというが、まだ先行き不透明な状況が続いている。

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 こうしたなかで英紙『Daily Mail』は、現地時間1月30日、元WBA同級暫定王者クリス・ユーバンクJr.(英国)の"今年ターゲット"について特集記事を掲載。ゴロフキン、WBC同級王者のジャーモール・チャーロ(米国)らとともに、村田の存在が取り上げられた。

 記事内では、まず「WBAのベルトを保持している間、ムラタはユーバンクJr.のリスト上位に名を連ねる人物だ」と始めると、ユーバンクJr.本人のコメントを紹介。昨年時点で村田らを名指ししたうえで、「すべてのチャンピオンとリングに立ちたい」と闘志を燃やしているという。
 
 また同紙は、ユーバンクJr.にとってWBAが「指名挑戦者として世界タイトルへの最短ルートだ」と指摘しており、プロモーターのカッレ・ザウアーラント氏も「日本で彼(村田)の知名度は高い。スタイル的にもユーバンクJr.とムラタは、素晴らしいファイトになるだろう」と期待を寄せているとのことだ。

 現地時間2月5日にユーバンクJr.は、WBA同級6位のリアム・ウィリアムズ(英国)と対戦予定となっている。英ボクシング界のレジェンド、クリス・ユーバンク氏の息子というのもあって高い注目を集めるが、はたして村田とリング上で相まみえることはあるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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