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宇野昌磨、団体戦SPで自己ベスト更新! 「ダメだったら真剣に謝ろう」と挑み、会心演技【北京五輪】

THE DIGEST編集部

2022.02.04

フィギュア団体戦で米国ネイサン・チェンに続く2位につけた日本の宇野昌磨。 (C)Getty Images

 北京五輪のフィギュアスケート競技の団体戦が2月4日に開幕。最初に行なわれた男子ショートプログラム(SP)には日本から宇野昌磨が出場し、堂々の2位に入った。団体戦は各競技の順位によってポイントが振り分けられ、その総合得点で最終順位が確定する。

 会心のスケーティングで自己ベストの105・46点を叩き出した宇野は、演技後のフラッシュインタビューで「このSPを構成通り、ちゃんと最後まで成し遂げられたのは数年ぶり」と振り返った。直近はジャンプ要素の4回転トゥループ+3回転トゥループのセカンドジャンプが、2回転トゥループになるパターンが多かった。

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「ようやく練習通りの状態で試合に臨むことができて、昂ぶりすぎず、不安になりすぎず、本当に平常心のまま滑り切ることができた。失敗したくないという後ろ向きな気持ちで試合に挑むことは絶対避けたいと思っていたので、その辺はしっかり切り分けることができ、ダメだったら真剣に謝ろうと思っていた。無事に出来て良かった」

 チームジャパンとしての大仕事をこなし、ほっと安堵した様子もうかがえた宇野。前回の平昌五輪では個人戦で銀メダルを獲得した。

「オリンピックは特別な大会だと分かっている。けれど、僕のスケート人生はまだまだ続けるつもりで、もっともっと成長したいという気持ちがある。まだまだ納得しきれてない部分もたくさんあるので、この大きな大会を成長につなげたい」

 大舞台での快心の演技は、24歳の成長への飽くなき探求心にさらに火が付いたようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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