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メダル候補の川村あんり、悔しい5位に「申し訳ない」。取材陣への振る舞いにファン驚嘆「17歳とは思えない」【北京五輪】

THE DIGEST編集部

2022.02.07

五輪初出場となった川村。金メダル獲得が期待されていたが、5位と惜しくも表彰台を逃した。(C) Getty Images

五輪初出場となった川村。金メダル獲得が期待されていたが、5位と惜しくも表彰台を逃した。(C) Getty Images

 2月6日、北京五輪のフリースタイルスキー女子モーグルの決勝が行なわれ、川村あんり(日体大桜華高)は5位に。2002年のソルトレーク大会の里谷多英の銅メダル以来、20年ぶりのメダル獲得はならなかった。

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 決勝1回目は80.72点、2回目は78.84点で、メダルのかかった3回目に進出を決めたが、思ったほどスコアが伸びず、77.12点で5位に終わった。3位のアナスタシア・スミルノワ(ROC)に0.6点届かず、悔し涙をうかべた。

 試合後のインタビューで、五輪初出場の17歳は、「ここまで支えてくれた人たちに感謝しかないですし、金メダル候補に挙げていただいたのに、メダルを取れなくて申し訳ない気持ちで一杯です。ここまで頑張ってきましたし、諦めない姿が皆さんに伝わればいいなと思います」と心中を明かした。

 そして、取材直後には、「寒い中ありがとうございました」とインタビュアーを気遣い、謝意を示した。
 
 この世界ランク1位の振る舞いに対し、ネット上では反響が相次いだ。「17歳とは思えない配慮」「立派すぎる」「すごく優しい気持ちになった」「素晴らしい」「本当にかっこよかった」「めっちゃファンになった」「4年後も絶対応援する」「胸を張って日本に帰ってきて」などと様々な反応が寄せられている。

 表彰台を逃したものの、初の大舞台で躍動する彼女の姿は日本中に感動を与えた。「頑張れば、夢は叶う」と語った17歳の今後の活躍に期待が高まる。

構成●THE DIGEST編集部

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