2月8日、北京五輪のフィギュアスケート男子シングルのショートプログラム(SP)が行なわれ、日本勢では2大会連続王者の羽生結弦が思わぬミスもあり95・15点でまさかの8位発進。初五輪の鍵山優真は自己ベストの108・12点で2位、平昌大会銀メダリストの宇野昌磨も自己ベストの105・90点で3位に入った。
【北京五輪PHOTO】SPでは95・15点!前人未到の4A成功を目指す羽生結弦!
そんな日本代表を現地観戦するプロフィギュアスケーターの織田信成さんが、自身のYouTubeチャンネルを更新。3選手ののシングルSPのパフォーマンスについて、独自の視点から分析した。
まず、ノーミスで4回転ジャンプを見事に決めた鍵山に対して、「スピードをしっかり出してしっかり高くあがって、きれいな空中姿勢でしっかりしたランニングで、すべてにおいて無駄がないというところで+4は間違いないだろうなというジャンプを全部飛んでいた」と絶賛した織田さんは、「スピン、ステップも+3~+5で評価されていたので、出来栄え点はかなり点数を稼ぐことができて108.12点というものすごい高得点で今2位につけています。素晴らしい!」と評した。
さらに4回転トゥループ+3回転トゥループでは手をつきながらも、完成度の高い演技をみせた宇野を「手をタッチダウンする部分があって、そこでだいたい-1くらいの評価になるんだけれども、それを補う以上の4回転フリップ、トリプルアクセルの出来栄え点だったり、ステップ、スピンもしっかりレベル4だった」と称賛。そして「団体戦ではここでレベル3が2つくらいあったので、そこで修正してきて団体戦のショートプログラムがいきたなと思います」と論じた。
冒頭の4回転サルコーが抜けて1回転になった羽生には、「普通はもっと回転がかかった状態で、重心がもっと後ろでぬけてしまうというのはよくあるんですけど、パンクしたときに前につんのめった感じでパンクしていた。回転も全然かかっておらず、飛び上がるタイミングもいつもと違った」と見解を示した。
「フィギュアで溝にはまるということはあって、最後のスピンにいくときに溝にはまって、キャメルスピンといって足をあげる段階で溝にはまってこけてしまったり、穴が空いたところにトウがついてしまってトウがパンクしたり、氷のコンディションによってそういうミスをするときがある」
「こっちに来てから身体も軽いというか調子が良さそうに見える。不調での失敗ではないと思うので、フリーも期待したいと思います。フリーは4回転アクセル挑戦するんじゃないかなと思います」
現地時間2月10日に行なわれるフリースケーティング(FS)で勝者となるのはいったい誰なのか。日本だけでなく、世界のフィギュアファンが注目している。
構成●THE DIGEST編集部
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さらに4回転トゥループ+3回転トゥループでは手をつきながらも、完成度の高い演技をみせた宇野を「手をタッチダウンする部分があって、そこでだいたい-1くらいの評価になるんだけれども、それを補う以上の4回転フリップ、トリプルアクセルの出来栄え点だったり、ステップ、スピンもしっかりレベル4だった」と称賛。そして「団体戦ではここでレベル3が2つくらいあったので、そこで修正してきて団体戦のショートプログラムがいきたなと思います」と論じた。
冒頭の4回転サルコーが抜けて1回転になった羽生には、「普通はもっと回転がかかった状態で、重心がもっと後ろでぬけてしまうというのはよくあるんですけど、パンクしたときに前につんのめった感じでパンクしていた。回転も全然かかっておらず、飛び上がるタイミングもいつもと違った」と見解を示した。
「フィギュアで溝にはまるということはあって、最後のスピンにいくときに溝にはまって、キャメルスピンといって足をあげる段階で溝にはまってこけてしまったり、穴が空いたところにトウがついてしまってトウがパンクしたり、氷のコンディションによってそういうミスをするときがある」
「こっちに来てから身体も軽いというか調子が良さそうに見える。不調での失敗ではないと思うので、フリーも期待したいと思います。フリーは4回転アクセル挑戦するんじゃないかなと思います」
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