ラグビー

「せっかくの男前が…」南ア優勝の立役者が凱旋→即入院! 衝撃の”病床カット”にファン驚嘆!【ラグビーW杯】

THE DIGEST編集部

2019.11.09

69得点を挙げてW杯得点王に輝いたポラード。南アを優勝に導いた立役者のひとりだ。(C)Getty Images

 南アフリカは国を挙げてのお祭り騒ぎだ。

 ちょうど1週間前の11月2日、横浜国際総合競技場で行なわれたラグビーワールドカップ決勝、南アフリカ対イングランド戦。鉄壁ディフェンスと激しいフォアチェックで敵を圧倒したスプリングボクスは、効率良く得点を重ねて終始優位にゲームを進め、32対12の快勝を収める。史上最多タイとなる3度目の世界制覇を果たし、歓喜が弾けた。

 帰国後の彼らを待っていたのは、南アフリカ国民の熱狂的な出迎えだった。チームはすぐさま首都プレトリアを皮切りにヨハネスブルク、ソウェトといった主要都市にトロフィーツアーを敢行。さらにこれからの数日でケープタウン、ダーバン、ポートエリザベスなどを巡り、国内をグルリと周回する予定だ。

 盛大なパレードが繰り返されているその模様を、苦虫を噛みながら病室のテレビで眺めている名手がいる。ワールドカップで69得点を挙げてトップスコアラーに輝き、決勝でも6本のPG&2本のコンバージョンで22得点を叩き出したスタンドオフ、ハンドレ・ポラードだ。実は母国に帰国してすぐ、入院を余儀なくされていた。

 南アフリカ・ラグビー協会によると、ポラードはイングランド戦の試合中に接触プレーで左まぶたの下を負傷。表彰式後に精密検査を受けて眼窩骨折と診断され、復帰まで6週間を要するという。ポラードは自身のSNSで、冗談を交じえて次のように想いを明かしている。

「イメージしていたトロフィーツアーとはまるで違うものになってしまったよ。みんなと一緒に本当に国中を回ってみたかったら、残念でしかない。でも、国民のみなさんの熱烈な歓迎には感動した。平日の昼間にチームを祝福するためにあれだけの数の人びとが集まってくれるなんて、夢にも思っていなかったよ。退院したら1000回以上、優勝カップを掲げるとしよう」

 
 なにより衝撃的だったのは、その投稿で紹介されたポラードのセルフィーだ。病院のベッドの上で鼻に酸素吸入チューブを通され、目の下はまるでファイト後のボクサーのように腫れ上がっている。

 画像をチェックしたフォロワーからは、「せっかくの男前が……」「あまりにも痛々しい!」「君が(ツアーに)いなくてみんな寂しがっているよ」「一日も早い回復を! 我らがヒーロー!」「まさかそんな大怪我を負っていたなんて……」「元気を出してくれ」「ハンドレがいなければこの偉業は達成できなかったさ!」などなど、驚きと励ましのメッセージが続々と寄せられている。

 今回のワールドカップで一気にスターダムを駆け上がった25歳。国民の誰もがその特大の貢献に感謝しているはずだ。4年後のフランス大会では。さらに円熟味を増したパフォーマンスを示し、南ア連覇への担い手となっているだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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