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“王者”スウェーデンに善戦も逆転負け! カーリング女子日本代表は黒星スタート【北京五輪】

THE DIGEST編集部

2022.02.10

日本は王者を相手に攻めに出たが、最後は力負けを喫した。(C)Getty Images

 現地時間2月10日に、北京五輪の女子カーリングが行なわれ、日本代表(ロコ・ソラーレ)は、前回大会で金メダルを手にしたスウェーデン代表と対戦。5ー8で逆転負けを喫した。

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 平昌五輪のチャンピオンを相手に日本は前半を有利に終える。第3エンドで藤沢五月が2点を奪うドローショットを決めて逆転すると、不利な先行で迎えた第4エンドも1点をスチール。第5エンドを終えた段階で3-2とリードしたのだ。
 
 いわゆる"もぐもぐタイム"で日本がパイナップルやゼリーを食べ、エネルギーを養ってから迎えた後半戦は、スウェーデンが逆転に成功する。

 日本は、円の中心部に相手のストーンが4つ残った状態での最終ショットでドローを狙ったが、中心に寄せきれず……。相手にスチールで3点を奪われてしまう。

 第7エンドに日本は相手のストーンに当てて、自分たちのストーンをとどめる"ヒット&ステイ"を正確に決めて1点を返すも、第8エンドでスウェーデンのラストショットで一挙に3点を奪われて4点差とされてしまう。

 2度のビッグエンド(1エンドに3点以上を決めること)を許す苦しい展開のなかで迎えた第9エンド。日本は相手のミスから最大4点を奪うチャンスを迎えたものの、藤沢が投じた最後の1投では、相手のストーンを完全にはじき出すことができずに1点止まりとなった。不利な先行で迎えた最終エンドで得点を重ねられなかった日本は、王者の前に初戦を落とした。

 劣勢から覆されてスウェーデンに逆転負けを喫した日本は、現地時間2月11日に行なわれる強豪カナダとの第2戦で今大会初勝利を狙う。

構成●THE DIGEST編集部

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