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「アイドルにはなりたくない」初代女王のアイリーン・グーが五輪を通じて伝えたいメッセージとは?「たくさんの女の子に挑戦してもらいたい」【北京五輪】

THE DIGEST編集部

2022.02.10

新種目のビッグエアで金メダルを獲得したアイリーン・グー。アイドル並みのルックスで人気を集めている。(C)Getty Images

 現地時間2月8日、北京五輪のフリースタイルスキー・ビッグエア決勝が行なわれ、中国代表のアイリーン・グー(谷愛凌)が合計188.25点で、初代女王に輝いた。

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 米国人の父と中国人の母を持ち米国で生まれ育ったグーは、2019年に母の母国のために戦うことを決意し、中国代表に転身。今大会では、フリースタイルスキーのハーフパイプ、スロープスタイル、ビッグエアの3種目にエントリーしている。

 キュートなルックスで絶大な人気を誇るグーは、167センチの長身を活かしてモデルとしても活躍し、これまでもフェンディ、グッチ、ルイ・ヴィトンといったブランドの広告塔を務めている。また、名門スタンフォード大学への進学も決まっており、"才色兼備"のアスリートとして話題だ。

 そんな彼女は、中国メディア『新浪体育』でも連日のように報道されており、金メダルを獲得したあとの記者会見で、こう語ったという。
 
「最大の目標は、他の人を追い越すことではなく、自分の境界線を破り、より多くのティーンエイジャー、特に女の子がスポーツに触れることを期待している。このオリンピックという舞台を通じて、たくさんの女の子に挑戦してもらいたい。私はアイドルにはなりたくない。みんなと友だちになりたい」 

 残るスロープスタイルは13日予選、14日決勝。ハーフパイプは17日予選、18日決勝が行なわれる。3冠を達成できるか注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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