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羽生結弦の挑戦の証。フィギュアスケートで「4回転アクセル」が国際舞台で初認定【北京五輪】 

THE DIGEST編集部

2022.02.10

日本のエースである羽生が、北京で新たな記録を刻んだ。 (C)Getty Images

日本のエースである羽生が、北京で新たな記録を刻んだ。 (C)Getty Images

 2月10日、北京五輪のフィギュアスケート競技、男子シングルの個人戦フリースケーティング(FS)が行なわれた。

 ショートプログラム(SP)で8位の羽生は、第3グループの5番手で登場。FSの『天と地と』の冒頭で予定していた4回転半ジャンプ(クワドアクセル)に挑み、結果は転倒。ジャッジではアンダーローテーションとなり、4回転ジャンプの1/2回転不足と判定されている。

 全日本選手権では3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)のダウングレード判定となっていたが、今回の挑戦で、国際スケート連盟(ISU)が公認する国際舞台での「4A」が認められたことになる。
【北京五輪PHOTO】SPでは95・15点!前人未到の4Aに挑んだ羽生結弦!
 
 続く4回転サルコー(1/4回転不足)も転倒した羽生だったが、その後の演技は圧巻の一語。トリプルアクセル+2回転トゥループ、3回転フリップをおりると、プログラム後半の4回tねトゥループ+3回転トゥループ、4回転トゥループ+オイラー+3回転サルコー、トリプルアクセルを着氷した。

 スピン、ステップはレベル4で揃え、188・06点はフリーのみの成績でいえば、ネイサン・チェン、鍵山優真に続く3位。総合283・21点で最終結果は4位につけた。だが、その数字以上の記録を、北京の地で刻んだ。

構成●THE DIGEST編集部

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