日本のアイス・プリンスへ”憧れの存在”から熱いエールだ。

【北京五輪PHOTO】SPでは95・15点！前人未到の4A成功を目指す羽生結弦！

　２月８日、大会５日目を迎えた北京五輪は、首都体育館にてフィギュアスケート男子シングルのショートプログラム（SP）を実施。３連覇を目指す羽生結弦（ANA）は、冒頭に予定していた４回転サルコーが抜けるアクシデントに見舞われ、95・15点の８位発進となった。

　この結果を受け、すぐさま公式インスタグラムを更新したのが、トリノ五輪金メダリストのエフゲニー・プルシェンコ氏（ロシア）だ。「五輪４回出場の身からひとつ言いたいことがある」と書き始め、「ユヅル・ハニュウ、あなたは素晴らしいアスリートだよ」とメッセージを綴っている。
  　さらに、その後も「フィギュアスケート界に与えているあなたの献身は、かけがえのないものだ」と続けると、10日のフリースケーティング（FS）へ向けて「自由に自信を持って滑れますように」と願いのコメント。「あなたはユヅル・ハニュウなのだから！」と力強く背中を押した。

　SP終了時点で首位に立っているのは、113・97点の世界記録を叩き出したネイサン・チェン（アメリカ）だ。94年ぶりの３連覇達成には、FSで20点近くの差を縮める必要があるが、はたしてどうなるか。４回転半ジャンプ（クアドアクセル）の成否とともに、全世界が注目している。

構成●THE DIGEST編集部

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