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「時代は変わった!」“歴史的大技”を披露した平野歩夢の金メダルに太鼓判!伝説戦士ホワイトとの熱戦に期待【北京五輪】

THE DIGEST編集部

2022.02.05

前回の平昌五輪でもメダルを争った平野(左)とホワイト(右)。このふたりの争いに世界も注目している。(C)Getty Images

前回の平昌五輪でもメダルを争った平野(左)とホワイト(右)。このふたりの争いに世界も注目している。(C)Getty Images

 歴史的一騎打ちの再現に注目が集まっている。現地時間2月9日に予選がスタートする男子スノーボード・ハーフパイプだ。

“世界制覇”の筆頭候補に挙げられるのは、5大会連続で参戦するアメリカのレジェンド、ショーン・ホワイトと日本のエースである平野歩夢である。前回の平昌五輪で金メダルを争った(※わずか2.5ポイント差でホワイトが勝利)両雄は、北京の地でもデッドヒートを繰り広げると見られている。

 そのなかで、各国で金メダル獲得への期待が膨らんでいるのが平野だ。昨年12月に行なわれた国際大会『Dew Tour』で、縦に3回転、横に4回転する大技「トリプルコーク1440」を世界で初めて成功させたサムライには、各国メディアも賛辞を惜しまない。

 米スポーツ専門メディア『Bleacher Report』は、「ホワイトの名は誰もが知っているが、2022年となって時代は変わった。日本のアユム・ヒラノは金メダルに近づいている」と平野の存在感を強調。さらに米紙『USA Today』も「4年前はホワイトが“神業”と言われた1440で勝利したが、歴史的な地位はともかく、次世代のスノーボーダーたちは成長してきている。とくに23歳のヒラノはW杯で歴史的なトリプルコークを決めている」と、時代の変化を指摘した。

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 一方でホワイトも、じっと指をくわえて見ているわけではない。米音楽誌『Rolling Stone』のインタビューに「ここに来るまで、たくさんのことを諦めてきた」と語ったレジェンドは、自身のインスタグラムなどで、こう記している。

「スノーボードというスポーツを、いまのような形に成長させられたのを俺は誇りに思う。今大会は次世代がこのスポーツをどのように発展させていくのか見るのが待ちきれない」

 近年の主要国際大会では表彰台から遠ざかっているカリスマは、雪をも溶かすような熱戦を繰り広げてくれるだろうか。平野を含めた世界の名手たちの滑りから目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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