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“ラストラン”を迎える王者ホワイトに米注目! 平野歩夢たちとの金メダル争いは「間違いなく記憶に残る」【北京五輪】

THE DIGEST編集部

2022.02.10

今大会が「最後の滑りになる」という王者ホワイト。予選では1本目転倒の窮地を見事切り抜けてみせた。(C)Getty Images

今大会が「最後の滑りになる」という王者ホワイト。予選では1本目転倒の窮地を見事切り抜けてみせた。(C)Getty Images

 現役ラストの頂上決戦へ――。レジェンドの母国がさらに熱気を高めている。

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 北京五輪6日目の2月9日、スノーボード男子ハーフパイプ予選が行なわれ、決勝を争う12人が決定。日本勢4人に加えて、五輪3勝王者のショーン・ホワイト(アメリカ)、平昌五輪銅メダルのスコッティ・ジェームス(オーストラリア)という楽しみな顔ぶれが揃った。

 トリノ、バンクーバー、ソチ大会で栄光に輝くなど、長年スノーボード界をけん引してきたホワイトは、今大会限りでの現役引退を表明している。そんななかで迎えた予選1本目は、まさかの転倒で19位に沈んだものの、続く2本目で意地の86.25点を叩き出し、4位通過を決めた。
 
 この滑りを受け、米スポーツ専門メディア『Bleacher Report』は、「今大会における最大のストーリーライン」として、ホワイトの存在にクローズアップ。予選の内容を振り返りつつ、これまでの五輪と大きく異なる点として、「彼(ホワイト)が本命でないこと」を挙げている。

 さらに金メダル候補としては、前述のジェームス、平野歩夢(TOKIOインカラミ)、戸塚優斗(ヨネックス)、平野流佳(太成学院大)を挙げ、「ホワイトの4大チャレンジャー」とも記述。記事の最後では、「記憶に残る決勝となるのは間違いないだろう」と期待を寄せた。

 日米を中心に高い注目が寄せられる男子ハーフパイプ。はたして11日に行なわれる決勝戦では、どんな結末が待っているだろうか。猛者たちが繰り広げる白熱の勝負から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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