専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
その他

最後の1投で大逆転! 日本を劇的勝利に導いたのは藤澤五月の「大会前からイメージしていた」スーパーショット【北京五輪】

THE DIGEST編集部

2022.02.12

劇的勝利に歓喜するロコ・ソラーレのメンバー。その勝利を呼び込んだラストショットを藤澤が振り返った。(C)Getty Images

劇的勝利に歓喜するロコ・ソラーレのメンバー。その勝利を呼び込んだラストショットを藤澤が振り返った。(C)Getty Images

 土壇場での大逆転で連勝を決めた。カーリング日本代表のロコ・ソラーレだ。

 2月12日、北京五輪のカーリング女子1次リーグ第3戦が行なわれ、日本代表はデンマークと対戦。2点ビハインドの最終エンドに、藤澤五月がダブルテイクアウトを決めて逆転。8-7で前日のカナダ戦からの連勝を飾った。
【PHOTO】北京五輪で輝け!冬のスポーツシーンを彩る「美女トップアスリート」たちを一挙紹介!

 試合後に吉田知那美が「我慢して、我慢して、最後まであきらめなくて良かった」と語った通り、苦しい試合だった。それでも彼女たちは5-7と2点ビハインドで迎えた最終エンドに逆転劇を演じた。

 スキップの藤澤が投じた最後の1投は、見事にデンマークのストーン2つを弾き出して、ダブルテイクアウトに。これで日本に3点が入って逆転。歓喜する4人は駆け寄って、飛び跳ねた。
 
 劇的な勝利を挙げた。しかし、メダルを目指すチームに自惚れはない。試合後のフラッシュインタビューで藤澤は「ミスもあった試合」と冷静に分析した。

「あの(最後の)ショットはここぞというショットでした。大会始まる前からイメージして練習してきて、その通り決まって良かった。勝ちはしましたけど、ミスもあった試合だった。次は修正できるよう、食べて休んで、反省して、気持ち切り替えて臨みたい」

 鈴木夕湖も、「自分でも昨日の投げの反省を生かせた所もあったが、大きなミスもしてしまった。明日以降、また調整したい」と気を引き締めた日本。2勝1敗と勝ち越したチームは、今晩にROC(ロシア・オリンピック委員会)とのダブルヘッダーに臨む。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「q判定が妥当だ」羽生結弦の4Aの判定に欧州名物記者が異議!「他の4回転ジャンプに劣らない」

【関連記事】「これは完全に茶番だ」平野歩夢を襲った“まさかの低得点”が物議! 米記者はジャッジに怒り「恥を知れ。バカバカしい」

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号