専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
その他

世界の度肝を抜いた平野歩夢&海祝!米放送局が「勝利を否定できない」「スノボが新たな高みへ」と再脚光【北京五輪】

THE DIGEST編集部

2022.02.21

兄弟そろっての五輪出場を果たした弟・海祝(左)と兄・歩夢(右)。どちらも凄まじいポテンシャルだ。(C)Getty Images

兄弟そろっての五輪出場を果たした弟・海祝(左)と兄・歩夢(右)。どちらも凄まじいポテンシャルだ。(C)Getty Images

 傑出した存在感を放った兄弟の滑りを、米メディアが改めて称賛した。

【PHOTO】大技「トリプルコーク1440」を完璧に決めた!悲願の金メダルを手にした平野歩夢の厳選ショットをチェック

 北京五輪が閉幕を迎えた2月20日、米放送局『NBC』は「2022年冬季大会のトッププレー」と題し、今大会における“印象的な10の瞬間”をプレーバック。そのなかでスノーボード男子ハーフパイプ金メダルの平野歩夢(TOKIOインカラミ)、さらにその実弟である海祝(日大)のパフォーマンスを取り上げている。

 まず先に紹介されているのは、兄・歩夢が決勝で見せた五輪初の超大技「トリプルコーク1440」だ。2本目でこの技を決めながらも得点が伸びなかった日本のエースだが、全体2位で挑んだ最終3本目で、同局が指摘するとおり「さらにクリーンなランを披露してみせた」。
 
 また、直前に低採点を下していた“疑惑のジャッジ”は、スノーボード界で小さくない物議を醸したが、こうした逆境を跳ね除けた圧巻のランについて、同メディアは「もう彼の勝利を否定することができなかった」と回顧。歴史に残る文句なしの表彰台トップとなった。

 海祝でピックアップされたのは、決勝1本目に見せた最高到達点(24.4フィート)の超ビッグエアだ。世界新記録を更新したこのジャンプに、同局は「スノーボードを新たな高みへと押し上げた」と称賛を送っており、「最高にスタイリッシュな手法を世界に示した」と紹介している。

 最終的に海祝は9位に終わったが、このビッグプレーが観るものの心に強く刻まれたことは間違いないだろう。兄弟そろっての表彰台があり得るかもしれない4年後の五輪に向けて、ふたりへの期待は高まるばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】北京オリンピックで輝いた「日本人メダリスト」を一挙紹介!

【関連記事】「信じられない!」平野歩夢の逆転“金メダル”に海外識者も熱狂「ショーン・ホワイトの後継者だ!」【北京五輪】

【PHOTO】北京五輪で輝け!冬のスポーツシーンを彩る「美女トップアスリート」たちを一挙紹介!

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号