日本が誇る偉才は、世界にその名を知らしめる。その凄みを如実に物語るデータが明らかになった。
現地時間2月21日、ロシア・メディア『RIA Novosti』が、「Brand Analytics」社との共同プロジェクトで行なった調査によれば、北京五輪の開催期間中に英語圏のソーシャルメディア上において、羽生結弦が「最も多く語られたアスリート」だと判明した。
大会の結果は決して満足のできるものではなかった。94年ぶりとなる五輪3連覇の偉業を狙った27歳だったが、大会前に負ったという右足首の捻挫によって苦戦。今月17日のフリースケーティングでは、ISUの公認大会では史上初認定となった4回転半ジャンプに挑んで話題を作ったが、最終的な順位は4位。表彰台にも立てない歯がゆい結果に終わった。
苦しんだ"氷上のプリンス"だったが、SNS上での存在感はやはり異次元だ。大会期間中の午前10時から午後10時までの間に調査を行なった『RIA Novosti』は、毎日5000万件以上の投稿を分析。そのなかで、羽生に関する投稿は、2位となったフィギュアスケート女子ロシア代表カミラ・ワリエワ(6万1604件)を凌駕する17万5293件もあったという。
さすがというべき結果だろう。これについて同メディアは次のように論じている。
「多くのユーザーたちが、彼のパフォーマンスを積極的に追い続け、その一挙手一投足をサポートする一種の強力なファンコミュニティーが形成された。ユヅル・ハニュウは、北京オリンピックでクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)を完成させることができなかった。だが、彼は大会期間中にずっと話題になり続けた。たとえ表彰台に立つ希望を失ったとしても、彼は地球上で最も人気があるフィギュアスケート選手であり続けたのである」
なお、同ランキングのTOP10において、日本人選手でランクしたのは、宇野昌磨、鍵山優真、坂本花織。いずれもフィギュアスケート競技で表彰台に立った選手たちが居並ぶ結果となっている。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】チェン、シェルバコワらが語った"羽生結弦"とは?「真のヒーロー」「100年に一人のアスリート」と賛辞続々
【関連記事】「レジェンドと呼ばれる所以を改めて証明した」怪我を抱えて出場した羽生結弦を米メディアが称賛「激しい痛みにも引き下がらなかった」
【北京五輪PHOTO】世界初の4回転半挑戦!北京で攻めの姿勢貫き4位フィニッシュの羽生結弦!
現地時間2月21日、ロシア・メディア『RIA Novosti』が、「Brand Analytics」社との共同プロジェクトで行なった調査によれば、北京五輪の開催期間中に英語圏のソーシャルメディア上において、羽生結弦が「最も多く語られたアスリート」だと判明した。
大会の結果は決して満足のできるものではなかった。94年ぶりとなる五輪3連覇の偉業を狙った27歳だったが、大会前に負ったという右足首の捻挫によって苦戦。今月17日のフリースケーティングでは、ISUの公認大会では史上初認定となった4回転半ジャンプに挑んで話題を作ったが、最終的な順位は4位。表彰台にも立てない歯がゆい結果に終わった。
苦しんだ"氷上のプリンス"だったが、SNS上での存在感はやはり異次元だ。大会期間中の午前10時から午後10時までの間に調査を行なった『RIA Novosti』は、毎日5000万件以上の投稿を分析。そのなかで、羽生に関する投稿は、2位となったフィギュアスケート女子ロシア代表カミラ・ワリエワ(6万1604件)を凌駕する17万5293件もあったという。
さすがというべき結果だろう。これについて同メディアは次のように論じている。
「多くのユーザーたちが、彼のパフォーマンスを積極的に追い続け、その一挙手一投足をサポートする一種の強力なファンコミュニティーが形成された。ユヅル・ハニュウは、北京オリンピックでクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)を完成させることができなかった。だが、彼は大会期間中にずっと話題になり続けた。たとえ表彰台に立つ希望を失ったとしても、彼は地球上で最も人気があるフィギュアスケート選手であり続けたのである」
なお、同ランキングのTOP10において、日本人選手でランクしたのは、宇野昌磨、鍵山優真、坂本花織。いずれもフィギュアスケート競技で表彰台に立った選手たちが居並ぶ結果となっている。
構成●THE DIGEST編集部
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