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復帰2戦目の高梨沙羅は“テレマーク”に苦戦し4位。クラマーが今季7勝目!【W杯ジャンプ女子個人戦】

THE DIGEST編集部

2022.03.04

前日優勝を果たした高梨は、この日はテレマークに苦戦し4位に終わった。写真:AFP/アフロ

前日優勝を果たした高梨は、この日はテレマークに苦戦し4位に終わった。写真:AFP/アフロ

 現地時間3月3日、ノルディックスキーのW杯ジャンプ女子個人・15戦目(ヒルサイズ=140メートル、K点=123メートル)がノルウェーのリレハンメルで開催された。同ジャンプ台で前日優勝した高梨沙羅(クラレ)は、合計279点の4位でフィニッシュした。

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 W杯復帰戦となった前日は、北京五輪の悔しさを吹き飛ばすかのような130メートル超えを2本揃えた25歳。この日は1本目に132メートルを記録するもテレマークが入らず5位に。迎えた2本目は不利な追い風が吹くなかで117メートルをマークしたが、またも着地が決まらず、得点をうまく伸ばせなかった。

 新型コロナウイルスの陽性判定で北京五輪を欠場したマリタ・クラマー(オーストリア)が136メートル、125.5メートルで今季7勝目を挙げた。昨季総合優勝のニカ・クリズナー(スロベニア)が2位、北京五輪女王のウルサ・ボガタイ(スロベニア)が3位に入った。
 
 今季のW杯ランキングでは、50ポイントが加算された高梨はエマ・クリネツ(スロベニア)を抜き、5位に浮上した(597pt)。マリタ・クラマー(オーストリア)が首位(1145pt)を堅持し、2位ニカ・クリズナー(スロベニア)、3位ウルサ・ボガタイ(スロベニア)、4位カタリナ・アルトハウス(ドイツ)もそれぞれの順位をキープしている。

 ロシア開催のW杯が中止となったため、今季の個人戦は残すところあと4戦。2011-12シーズンから4度の年間優勝を果たし、10年連続でトップ4をキープしている高梨は、終盤戦でどこまで順位を上げるだろうか。5日の次戦(個人戦)は、オスロへ移動して行なわれる。

構成●THE DIGEST編集部

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