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スキージャンプW杯はいよいよ終盤戦!”聖地”で「最も成功している」高梨沙羅に“有利”との見解も

THE DIGEST編集部

2022.03.04

北京五輪では個人戦、混合団体戦ともに4位で終えた高梨。現在W杯ランキングは5位につけている。(C)Getty Images

北京五輪では個人戦、混合団体戦ともに4位で終えた高梨。現在W杯ランキングは5位につけている。(C)Getty Images

 クリスタルグローブ(年間王者)をかけたノルディックスキー・ジャンプのW杯は、今季も残すところ4戦となった。日本のエース高梨沙羅(クラレ)は、北京五輪前後の4戦を欠場したため、一時ランキングを7位まで落としていたが、現地時間3月2日の第14戦で今季2勝目を挙げ、第15戦で4位に入り、ランキングを2つ上げて追い上げを見せている。

【北京五輪PHOTO】涙を乗り越えて驚異的な大ジャンプ!北京で全力を振り絞った高梨沙羅の雄姿をお届け

 個人戦は5、6日にノルウェーのオスロ(ラージヒル)で2戦、12、13日にはドイツのオーバーホーフ(ノーマルヒル)で2戦を行ない決着をつける。とりわけ“ノルディックスキーの聖地”として知られるオスロのジャンプ台(ホルメンコーレンジャンプ競技場)は、高梨にとっては有利であるという見方をイタリアメディア『OA Sport』がしている。

「このジャンプ台で最も成功している女性は、3度優勝(2014~2016年)を飾っている日本のサラ・タカナシだ」と報じた同メディアは、「他の年には、米国のサラ・ヘンドリクソン(2013年)、日本のユウキ・イトウ(2017)、ノルウェーのマーレン・ルンビ(2018)、オーストリアのダニエラ イラシュコ・シュトルツ(2019)が制している」と事実を書き連ねた。
 
 さらに「同ラージヒルの表彰台の回数を見ると1回以上入っている現役選手は7人いて、このランキングでもタカナシが首位である」と以下のような一覧を示した。

5回 高梨沙羅(1位3回、2位:2回、3位0回)
3回 マーレン・ルンビ(1位1回、2位:1回、3位1回)※今季欠場中
3回 伊藤有希(1位1回、2位:0回、3位2回)
2回 ダニエラ イラシュコ・シュトルツ(1位1回、2位:1回、3位0回)
1回 ユリアネ・ザイファルト(1位0回、2位:1回、3位0回)
1回 ジャクリーン・ザイフリーツベルガー(1位0回、2位:0回、3位1回)
1回 イリーナ・アブバクモワ(1位0回、2位:0回、3位1回)※ロシア出身のため欠場
1回 カタリナ・アルトハウス (1位0回、2位:0回、3位1回)

 日本の25歳ジャンパーにとって抜群相性のジャンプ台。長年培ってきた経験を活かし、好調の高梨がビッグジャンプを決めれば、1つでも上の順位で今季を終えられるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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