急速な進化が続くフィギュアスケートのジャンプに対し、五輪王者が新たに見解を明かしている。

【北京五輪PHOTO】世界初の４回転半挑戦！北京で攻めの姿勢貫き４位フィニッシュの羽生結弦！

　先の北京五輪において、前人未到の挑戦として大きな注目を集めたのが、男子シングル４位の羽生結弦（ANA）が見せた４回転アクセル（４回転半ジャンプ、クワドアクセル）だろう。惜しくも着地失敗に終わったが、国際スケート連盟（ISU）公認の試合で初めて認定された。

　この話題について今回は、同種目の金メダルに輝いたネイサン・チェン（アメリカ）が、米誌『People』のインタビュー内で言及している。記事によると、今大会の内容などを振り返りつつ、「誰かが４回転アクセルを決めるのは間違いないだろう」と予想したという。
  　さらに「誰かが５回転を決める日も近い」と続けると、その時期に関しては「ただ、具体的にいつになるかわからない」とコメント。北京五輪以降、世界中のファンやメディアの間で活発な議論が続いているが、22歳の絶対王者も成功者が出る可能性を感じているようだ。

　インタビュー内では、「自身のキャリアの中で起こったことには、かなり満足している。それでも、私はまだ本当にスケートが大好きだ」と競技愛を語ったチェン。今月はフランス・モンペリエで世界選手権が開催されるが、ここではどんな演技が見られるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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