待望のビッグファイトに臨む日本人ファイターへの注目が集まっている。
話題となっているのは、プロボクシングWBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太(帝拳)だ。プロキャリア9年の名手は、来る4月7日にさいたまスーパーアリーナで開催されるIBF世界ミドル級王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)との、WBA・IBF世界ミドル級王座統一戦に臨む。
文字通りの大戦がようやく実現する。今月3日に開かれた会見で村田が「飛んで本当に実現できるのかとガッカリした気持ちもあった。こうやってできることになって凄く感謝している」と語ったように、新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大を受け、昨年11月から開催が見送られてきた
日本人ファイター史を振り返っても、最大級のマッチアップだ。対峙するゴロフキンは、対戦翌日に40歳となるベテランだが、その拳は衰えていない。20年12月には、キャリア無敗だったカミル・シュメルタ(ポーランド)から4度のダウンを奪い、7回TKOの圧勝を収めている。
ミドル級では日本人初の快挙となる複数団体統一王者を目指す36歳。そんなサムライの勝利に太鼓判を押すのは、名プロモーターのボブ・アラム氏だ。
米プロモート会社『Top Rank』のCEOでもある同氏は、オスカー・デラホーヤ(メキシコ)やフロイド・メイウェザーJr.(アメリカ)ら名だたる猛者たちサポート。ボクシング史を彩った数多の名勝負を生み出してきた。
そんな90歳となる"御大"は、来る村田とゴロフキンのビッグマッチに向け、米メディア『Fight Hub TV』のインタビューで、こう説いている。
「私はムラタがゴロフキンに勝っても何も驚きはしない。彼にはそれだけの実力があるし、何よりも素晴らしいパンチャーだ。それにゴロフキンも全盛期は過ぎている。40歳の身体に鞭を打つのは簡単ではない」
はたして、村田はアラム氏の期待に応えるスーパーファイトを見せつけられるのか。運命の大一番が間近に迫っている。
構成●THE DIGEST編集部
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話題となっているのは、プロボクシングWBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太(帝拳)だ。プロキャリア9年の名手は、来る4月7日にさいたまスーパーアリーナで開催されるIBF世界ミドル級王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)との、WBA・IBF世界ミドル級王座統一戦に臨む。
文字通りの大戦がようやく実現する。今月3日に開かれた会見で村田が「飛んで本当に実現できるのかとガッカリした気持ちもあった。こうやってできることになって凄く感謝している」と語ったように、新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大を受け、昨年11月から開催が見送られてきた
日本人ファイター史を振り返っても、最大級のマッチアップだ。対峙するゴロフキンは、対戦翌日に40歳となるベテランだが、その拳は衰えていない。20年12月には、キャリア無敗だったカミル・シュメルタ(ポーランド)から4度のダウンを奪い、7回TKOの圧勝を収めている。
ミドル級では日本人初の快挙となる複数団体統一王者を目指す36歳。そんなサムライの勝利に太鼓判を押すのは、名プロモーターのボブ・アラム氏だ。
米プロモート会社『Top Rank』のCEOでもある同氏は、オスカー・デラホーヤ(メキシコ)やフロイド・メイウェザーJr.(アメリカ)ら名だたる猛者たちサポート。ボクシング史を彩った数多の名勝負を生み出してきた。
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「私はムラタがゴロフキンに勝っても何も驚きはしない。彼にはそれだけの実力があるし、何よりも素晴らしいパンチャーだ。それにゴロフキンも全盛期は過ぎている。40歳の身体に鞭を打つのは簡単ではない」
はたして、村田はアラム氏の期待に応えるスーパーファイトを見せつけられるのか。運命の大一番が間近に迫っている。
構成●THE DIGEST編集部
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