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北京五輪での羽生結弦にメキシコ代表カリージョが感銘!4回転アクセルを挑戦する姿に「この世のものとは思えない」

THE DIGEST編集部

2022.03.21

華麗なスケーティングで観るものを魅了した羽生(左)に対し、カリージョ(右)も最大限の敬意を表している。(C)Getty Images

華麗なスケーティングで観るものを魅了した羽生(左)に対し、カリージョ(右)も最大限の敬意を表している。(C)Getty Images

 北京五輪の閉幕から1か月あまり――挑戦を貫いたアイス・プリンスの姿は、リンクをともにしたスケーターの記憶にも強く刻まれているようだ。

【北京五輪PHOTO】世界初の4回転半挑戦!北京で攻めの姿勢貫き4位フィニッシュの羽生結弦!

 現地時間3月18日、五輪公式サイト『Olympic Channel』は、フィギュアスケート男子シングルで総合22位に終わった、ドノバン・カリージョ(メキシコ)の特集記事を掲載。同国から30年ぶりの出場を果たし、初のフリー進出を達成した本人のコメントを取り上げている。

 かねてよりネイサン・チェン(アメリカ)、羽生結弦(ANA)を自身の“アイドル”と公言しているカリージョ。今回のインタビューでも羽生の存在について、「彼が達成したすべてのこと、そして新しい記録を追い続ける大きな情熱とハングリー精神に対し、強い感銘を受けている」と思いを語ったという。
 さらに、「今回の五輪も同様で、彼は4回転アクセルに挑戦した。まさにこの世のものとは思えない」と続けた22歳は、「あの大きなジャンプをおりることは、この競技にとって間違いなく歴史的なものになるだろう」とも言及。今大会の経験については、「特別で、不思議で、言葉で言い表せない」と振り返った。

 また、舞台裏での発見として、「彼(羽生)はとても神秘的で、その行動には、テレビやビデオで見られないような儀式がたくさんある」とコメント。「こうした小さなルーティーンが彼のパワーとなり、このスポーツの歴史を作ってきたのだと思う」と、見解を明かしている。

 五輪出場という幼い頃からの夢を叶えるとともに、ついにスーパースターとの競演を果たしたカリージョ。少なくとも今大会で得られた体験は、彼にとって大きな刺激になったことは間違いなさそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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