男性から女性へ性別変更したトランスジェンダーの競泳選手リア・トーマスは、全米大学選手権でオリンピアンを破ったことで、小さくない話題となっている。
先月17日、全米学生ナンバー1を決める大会の女子500ヤード(約457メートル)自由形で、元々男性スイマーとして競技をしていたトーマスは、東京五輪1500メートル銀メダルのエリカ・サリバンや、同五輪400メートル個人メドレー銀メダルのエマ・ワイアントらを差し置いて、優勝したのだ。
このレースを制したことで生物学的に不平等を訴える声が大きくなった。無論、1年以上に渡りホルモン治療し、規定の期間は大会からは遠ざかっていたのだ。この問題について元NBA選手のスティーブン・ジャクソン氏(元ゴールデンステイト・ウォリアーズやサンアントニオ・スパーズなど)も、トランスジェンダー選手が女性部門で競技することに不満を示していると米バスケットボール専門メディア『Basketball Network』が伝えている。
ジャクソン氏は、「こいつは男と競争するのが怖くて、自分が男性のなかでは優れていないことを分かっていて、トップになるために性転換を行なったんだ」と言い、「仮に彼が世界一になることができても、男性よりも優れているということではない」と指摘した。
続けて、元スターは「若い女性みんなが生涯をかけてスポーツをできるわけではない。偉大になるため、メダルを獲るため、トップに立つため、そのスポーツで最高になるために、すべての時間をつぎ込んでいる」と女子選手の意を汲み取った。
「トップになるために努力してきたのに突然、性転換した男性と競わなければならない」
多様性を認め合うと謳う今日。果たしてトランスジェンダーゆえに性別を変更した選手がスポーツ界で完全に受け入れられる日は来るだろうか……。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「不正行為のレッテルを貼るべきではない」米大学No1となった女子トランスジェンダー選手を五輪銀メダリストは擁護!
【関連記事】トランスジェンダーの競泳選手に異論を唱え協会を辞任する人も!「男が女と競争するスポーツには関わりたくない」
【関連記事】米女子トランスジェンダー選手が「私は男じゃない」と批判に反論!水泳界で「もっと尊重されていいはず」と主張
先月17日、全米学生ナンバー1を決める大会の女子500ヤード(約457メートル)自由形で、元々男性スイマーとして競技をしていたトーマスは、東京五輪1500メートル銀メダルのエリカ・サリバンや、同五輪400メートル個人メドレー銀メダルのエマ・ワイアントらを差し置いて、優勝したのだ。
このレースを制したことで生物学的に不平等を訴える声が大きくなった。無論、1年以上に渡りホルモン治療し、規定の期間は大会からは遠ざかっていたのだ。この問題について元NBA選手のスティーブン・ジャクソン氏(元ゴールデンステイト・ウォリアーズやサンアントニオ・スパーズなど)も、トランスジェンダー選手が女性部門で競技することに不満を示していると米バスケットボール専門メディア『Basketball Network』が伝えている。
ジャクソン氏は、「こいつは男と競争するのが怖くて、自分が男性のなかでは優れていないことを分かっていて、トップになるために性転換を行なったんだ」と言い、「仮に彼が世界一になることができても、男性よりも優れているということではない」と指摘した。
続けて、元スターは「若い女性みんなが生涯をかけてスポーツをできるわけではない。偉大になるため、メダルを獲るため、トップに立つため、そのスポーツで最高になるために、すべての時間をつぎ込んでいる」と女子選手の意を汲み取った。
「トップになるために努力してきたのに突然、性転換した男性と競わなければならない」
多様性を認め合うと謳う今日。果たしてトランスジェンダーゆえに性別を変更した選手がスポーツ界で完全に受け入れられる日は来るだろうか……。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「不正行為のレッテルを貼るべきではない」米大学No1となった女子トランスジェンダー選手を五輪銀メダリストは擁護!
【関連記事】トランスジェンダーの競泳選手に異論を唱え協会を辞任する人も!「男が女と競争するスポーツには関わりたくない」
【関連記事】米女子トランスジェンダー選手が「私は男じゃない」と批判に反論!水泳界で「もっと尊重されていいはず」と主張