現地時間４月３日、海外女子メジャーの今季初戦『シェブロン選手権』（カリフォルニア州ランチョミラージュ、ミッションヒルズCC）は、最終日の競技が進行中。渋野日向子（サントリー）が７バーディ・１ボギーの「66」と猛チャージを見せ、通算10アンダー・暫定５位でホールアウトしている。

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　予選通過時点でリーダーボードのトップに立ちながらも、第３ラウンドで「77」と崩れた渋野。21位から再浮上を期したこの日は、前半２番から３連続バーディと絶好の滑り出しを切る。その後、８番で唯一のボギーをたたくが、後半10番から３連続バーディを奪い、14番でもスコアを伸ばしてフィニッシュとなった。

　ラウンド後のインタビューでは、「昨日すごい悔しかったので、今日は最後まで全力で頑張った」と率直な心境を語り、最終日の内容を「自分のスイングいろいろやってきたことを信じて、ラウンド中ではあったたけど、いろいろ試行錯誤しながらなんとか耐えたかなという感じ」と総括している。
　さらに、「パッティングがすごい安定していたと思うし、チャンスにつくことが多かった」と手応えを明かすと、「ショットの感じが悪いなりには、ついてくれているなという感じで、それをしっかりものにできたのはよかった」ともコメント。「本当に最後まで振り切れた」と充実感をにじませた。

「４日間のなかでしっかり３日間いいスコアで上がることができ、いま現状では上位に食い込むことができて去年よりも成長できたと感じられた。こうやってスコアにも表れると、いろいろ頑張ってきてよかったなと思う」

　目標のひとつとして掲げるシード獲得へ「なんとかいいポイントをもらえるかなと思うので、一歩前進かな」と笑顔を浮かべた渋野。次戦は、４月13～16日に米ハワイ州で行なわれる『ロッテ選手権』だが、「体力強化だったり、回復に努めてしっかりいい状態で試合に臨めるように頑張りたい」と力を込めている。

構成●THE DIGEST編集部

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