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【桜花賞】ハナ差で勝ち切ったスターズオンアースはオークスへの視界も良好! 一方で1番人気ナミュールの大敗をどう見るか?

三好達彦

2022.04.13

激闘をハナ差で制したスターズオンアース。写真:産経新聞社

激闘をハナ差で制したスターズオンアース。写真:産経新聞社

 牝馬クラシックの第一弾、桜花賞(G1、阪神・芝1600m)が4月10日に行なわれ、重賞未勝利で7番人気の伏兵スターズオンアース(牝3歳/美浦・高柳瑞樹厩舎)が、先に抜け出した3番人気のウォーターナビレラ(牝3歳/栗東・武幸四郎厩舎)との激闘をハナ差で制して優勝。3着にはしぶとく末脚を伸ばした6番人気のナムラクレア(牝3歳/栗東・長谷川浩大厩舎)が入った。
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 一方、チューリップ賞(G2、阪神・芝1600m)勝ち馬で1番人気のナミュール(牝3歳/栗東・高野友和厩舎)は後方で伸びを欠いて10着に大敗。昨年の2歳女王で、2番人気のサークルオブライフ(牝3歳/美浦・国枝栄厩舎)も外から鋭く差を詰めたものの、4着に敗れた。

 レース後、サークルオブライフに乗ったミルコ・デムーロ騎手が、「馬場はインが荒れているのに、そこの方が伸びて前が止まらない」と言えば、クリストフ・ルメール騎手も「外枠に入った人気馬はみんな負けましたね」と口にし、こうした特異な馬場状態が勝敗に影響したことを仄めかした今年の桜花賞。高松宮記念、大阪杯に続いて、またも大波乱の結果となった。

 ゲートが開くと6番枠からスタートしたウォーターナビレラが武豊騎手らしいソツの無さで難なく2番手をキープ。その直後のインには1番枠から出たナムラクレアが進んだ一方、大外の18番枠から出たナミュールと、16番枠のサークルオブライフはやや後手を踏み、密集した馬群の後方外目を進まざるを得なくなった。

 ウォーターナビレラが2番手で折り合ったこともあって、1000mの通過が58秒8と極端なハイペースにはならず、淀みない流れで馬群は密集したまま進み、直線へと向いた。

 逃げたカフジテトラゴン(牝3歳/栗東・武英智厩舎)が粘ろうとするが、直線半ばでそれを捉えたウォーターナビレラが先頭に躍り出てゴールを目指す。が、最内を進んだナムラクレアもしぶとく伸びる。そして、そこへ馬群を割って急追してきたのが、道中はコースロスを避けるように馬群のなかで息を潜めていたスターズオンアースだった。坂を上がってから、さらにひと伸びしてウォーターナビレラと馬体を併せたところでゴール。ターフビジョンにゴールの瞬間のリプレイが何度も映し出される長い写真判定の末、激闘の軍配はハナ差でスターズオンアースに上がった。
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