アルファタウリの角田裕毅は、今季３戦を終えて４ポイントを獲得。開幕戦バーレーン・グランプリで８位入賞、続くサウジアラビアGPではマシントラブルで予選、決勝ともに出走できず、オーストラリアGPでは予選Q２以降は車のパフォーマンス不足に苦しめられて15位に終わった。
【PHOTO】イ・ボミ、アン・シネ、ユ・ヒョンジュ、アン・ソヒョン、パク・キョル…韓国が誇る美しき女子ゴルファーたちを一挙紹介！ 　昨季は見られなかった車の信頼性の問題に苦しめられており、これは彼だけでなく、チームメイトのピエール・ガスリーからも幾らかのポイントを奪っている。角田はサウジGPを終えた後に「問題が多すぎる」と語ったが、ガスリーは先日、オランダのF１専門メディア『RN365』に対して「僕もユウキも、自分たちの車に対して本当に満足感を抱けるまでに至っていない」と、本音を語った。

　ただ、車の状態が良い場合、今季の角田は安定したドライビングで高いペースを維持し、ガスリーに対しても遜色のないタイムを計測することができている。その点に、昨季と比べての成長ぶりが感じられるが、アルファタウリのフランツ・トスト代表も「ユウキは信頼できる車を提供されれば、良いシーズンを送れる」と太鼓判を押し、信頼を示した（スペインの専門メディア『F1i.com』より）。

　また、チーム代表は角田が改善された要因のひとつにフィジカルコンディションの向上を挙げているが、角田が昨季、十分なトレーニングを怠ったと反省したことについては自己批判が過ぎると指摘し、「ユウキは自身が思っているほど、フィジカル面は悪くなかった」とコメント。「F１ドライバーにとって最高のトレーニングは、常に車を操縦することだ」として、ルーキーのアプローチは決して間違っていなかったと強調した。

　その上で、「ユウキはトレーニングの重要性を理解し、（昨季途中から）１日２回のトレーニングを欠かさなかった。また、技術面での理解度を高めるために、エンジニアから多くのことを学んだ。こうして、彼は大きく改善された」ということだ。

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