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バレーボール

日本女子バレー代表がVNL初戦で“宿敵”を圧倒! 韓国メディアは「粘り強いチーム力を前に力不足だった」と脱帽

THE DIGEST編集部

2022.06.02

最多22得点をマークした主将の古賀。日本の初戦ストレート勝ちに大きく貢献した。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

最多22得点をマークした主将の古賀。日本の初戦ストレート勝ちに大きく貢献した。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 圧巻の勝利に因縁のライバル国も脱帽するしかない。

【動画】日本がライバル韓国に完勝! 初陣を飾ったハイライトをチェック

 米ルイジアナ州ボージャーシティにて、出場16か国が世界トップを争うバレーボール『ネーションズリーグ』が開幕。現地時間6月1日には、“新生・眞鍋ジャパン”として初陣を迎えた世界ランク9位の女子日本代表が、同14位のライバル韓国と対戦し、セットカウント3-0の快勝を飾った。

 昨夏、東京五輪の同カードで敗れている日本だが、雪辱を期したこの日は、主将の古賀紗理那が最多22得点、石川真佑が14得点と躍動し、セットを落とすことなく完勝。一方、絶対的エースのキム・ヨンギョン、ヤン・ヒョジンらが引退し、若い世代が中心となった韓国チームは、終始試合の流れを掴めなかった。
 
 この結果を受け、「日本の粘り強いチーム力を前に力不足だった」と言及したのが、韓国の日刊紙『朝鮮日報』。母国チームに2000年代の選手が多く抜擢された点を踏まえ、「アタックの成功率が大きく落ち、取りこぼしが多い。試合後半に行くほど、レシーブが崩れる姿が目立った」と厳しい評価が下されている。

 さらに韓国紙『ハンギョレ』は、「新メンバーでの初戦ということもあり、選手間の息が合っていなかった」と指摘。「レシーブが不安定で守備が機能せず、攻撃もうまくいかなかった」と続け、日本に対しては「優れたチーム力で韓国を攻略していた」と称賛のコメントが綴られた。

 2024年のオリンピック出場権獲得に向け、上々のスタートを切った日本。はたして今大会では、どのような活躍が見られるだろうか。日本時間3日の朝7時からは、世界ランク12位のドイツと対戦予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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