ゴルフ

「なかなか勝てず弱気になっていた」稲見萌寧が今季14戦目で初V! 次なる目標は「複数回優勝」と堂々宣言

THE DIGEST編集部

2022.06.05

今季はここまで腰痛に苦しみ、未勝利だった稲見。今大会は初日から首位を守り、完全優勝となった。(C)Getty Images

 6月5日、国内女子ゴルフツアー『リシャール・ミル ヨネックスレディス』(新潟県・ヨネックスカントリークラブ)は、最終日の競技を終了。単独トップから出た稲見萌寧(Rakuten)が、3バーディ・2ボギーの「71」をマークし、通算7アンダーで今季初優勝を飾った。

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 2020ー21シーズンの賞金女王に輝いている稲見は今季、前週までの13試合で優勝なし。しかし、今大会は初日からリーダーボードのトップを守り抜いた。2位に2打差の単独首位で迎えた最終日は、前半4番から連続バーディを奪うと、後半は14番でバーディとし、10、17番でボギー。2位に2打差をつける完全Vとなった。
 
 表彰式では、大会関係者やギャラリーに感謝の言葉を述べると、「昨年8勝という自分でもびっくりすることを達成できて、今年また勝てるかなとすごい不安だった。なかなか勝てないんじゃないかなと、弱気になっていた部分もあった」と正直な気持ちを明かしている。

 今大会の優勝は、昨年11月『伊藤園レディス』以来となる通算11勝目。「本当に今季初優勝を有観客の皆さまの前で掲げることができて本当にうれしい」と笑顔でコメントし、次の目標としては、「複数回優勝を目指し、もっともっと大会を盛り上げていけるように頑張りたい」と意気込んだ。

構成●THE DIGEST編集部

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